出版社内容情報
日出づる処の天子、政治改革す。
隋に「蛮夷」とよばれた倭国の摂政・厩戸皇子は汚名返上のため国のかたちを整える。
<監修者のことば>
飛鳥時代、この巻でたどる150年あまりは、
日本という古代国家が形をあらわしてくる時代です。
日本最初の女帝・推古天皇は、聖徳太子・蘇我馬子とともに政治をおこない、
遣隋使を送りました。
その後も、激動する東アジアの情勢に翻弄されながら、
天皇を中心とした国のありかたが模索されました。
いま歴史の舞台であった飛鳥を訪れてみると、
『日本書紀』が伝える事件の現場はおだやかな田園となり、
それがかえって想像をかきたててくれます。
いってみれば日本という国の青春時代にあたる飛鳥・藤原の150年、
白村江の外征や壬申の乱といった危機をのりこえて、
律令国家が姿をあらわすまでをたどります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
12
人名地名。難しい。でも内容は面白い読み物だった。2020/07/23
まゆこ
4
★★★☆☆2024/03/29
スパナ
1
推古天皇、天智天皇、天武天皇、持統天皇、それぞれどんな関係があって、どのようなことをしたのかがよく分かりました。「天皇」や「日本」という言葉を作った持統天皇は女性だったんですね。昔は女性の天皇もバリバリ活躍していたんだなぁ。2021/07/23
おさしみ
0
むかしはまきものにできことわのこした。わたしもかみになにかをかいてのこそうとおもう2022/04/24