14歳から考えたいアメリカの奴隷制度

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14歳から考えたいアメリカの奴隷制度

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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799110249
  • NDC分類 K361
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ヨーロッパによる奴隷貿易の始まりから、北アメリカ大陸に奴隷制度が定着するプロセス、そしてアメリカ合衆国の成立と南北戦争を経て奴隷制度が廃止されるまでの歴史をわかりやすく描く。今とはまったく価値観が異なり、「奴隷制度=悪」ではなかった当時、奴隷たちがどのように生活し、抗ってきたかや、白人たちがその是非をどのように考えてきたかなど、身近に感じられる1冊。

内容説明

17世紀から19世紀半ばまで、アメリカの発展は奴隷の労働力を搾取することでもたらされた。その傷は癒えることなく、奴隷廃止から160年がたつ今も、社会の分断を引き起こす―。自分をとりまく「世界」がどんな難題をかかえているか。それはなぜ起こり、どうしたら解決できるのか。

目次

1 大西洋奴隷貿易
2 奴隷制度の成立
3 奴隷としての労働
4 奴隷を支配する難しさ
5 奴隷制度を生き延びる
6 奴隷制度を壊す
7 エピローグ

著者等紹介

ウィリアムズ,ヘザー・アンドレア[ウィリアムズ,ヘザーアンドレア] [Williams,Heather Andrea]
ペンシルバニア大学の教授、弁護士。専門はアフリカ系アメリカ人研究。公的機関での法律業務に従事したあと、イェール大学でアメリカ研究の博士号を取得。2014年までノースカロライナ大学チャペルヒル校の歴史学部で教鞭をとり、現在に至る

月沢李歌子[ツキサワリカコ]
津田塾大学卒業。英国留学、外資系金融機関勤務を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

73
奴隷制度からアメリカ史を見ると凄まじい。 最近、白人サイドから義務教育でこういうことを教えるな、とクレームが起こってるとも聞く。 知らない事件がいっぱい。 ドラぺトマニア;黒人が奴隷の境遇を嫌がり逃れようとする精神疾患 ですって。酷すぎてびっくり。 19c、ニューオーリンズの医者の説2022/08/07

チャーリブ

33
奴隷制度はアメリカの「黒歴史」だということがよくわかる1冊。1440年代に始まった大西洋奴隷貿易で1200万人以上のアフリカ人が奴隷船に積み込まれ、200万人近くが中間航路で死んだという。死体は海に投棄された。北米に送られたのは5%ほど。アメリカでは独立戦争や南北戦争を経て1862年の奴隷解放宣言まで250年ほどおぞましい奴隷社会が続く。徳川幕府という統治機構がなければ日本人も奴隷にされていたかもしれない。読めば読むほど胸くそ悪くなる制度。自由州と奴隷州が戦った南北戦争は現在のアメリカの原型かも。○2022/08/20

かもめ通信

21
書評サイト本が好き!を通じていただいた、オックスフォード大学出版局(Oxford University Press)の"Very Short Introductions" (VSI) シリーズの1冊。さまざまな分野について専門家が比較的簡潔な解説をしているシリーズ本の翻訳ということもあって、本書もまた豊富な註釈も含めて、わかりやすく丁寧に書かれた入門書となっている。14歳×○倍も生きてきた私だけれど、これからもあれこれ考えていきたいと思わせられる本だった。2022/03/17

kenitirokikuti

8
図書館にて。スヴェン・エッカード『綿の帝国』を読み進める中で本書も軽く読んだ。『綿…』は綿製造業のグローバル・ヒストリーが描き出す。私は初めて「アメリカ奴隷制度」というものを立体的複眼的に眺めることができたように感じた▲さて、本書は奴隷の禁止が憲法化されるというアメリカ法制史上の出来事でピリオドを打っている。政治にフォーカスすると、高い価値があるように感じられるのだが、それが実際に世界を前進させたのかどうかは別の問題で。2023/08/20

yurari

4
/トマス・ジェファソンは奴隷廃止論者であった一方、奴隷を所持し、黒人を蔑視していた/奴隷たちは所有され、無報酬で働かされているにも関わらず、多くが自分の仕事に誇りを抱いていた/「この国で黒人が知識を得れば、もろい土台に立つ支配者たちをおののかせ、震わせることになる。なぜそれが問題になるのか。彼らの忌まわしい行いが世界に知られるようになるからだ…黒人に教育を与えると考えるだけで、非道な抑圧者たちは心底怯えるのである」by デヴィッド・ウォーカー2022/04/19

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