パウロ・コエーリョ 賢人の視点

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パウロ・コエーリョ 賢人の視点

  • ISBN:9784763138675

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内容説明

世界的ベストセラー『アルケミスト』の著者パウロ・コエーリョによる、85編からなる珠玉の掌編コレクション。
仕事や人生について思うこと、出会った人々がきっかけとなって考えたこと、世界中を巡った先々で起こった出来事、友人から聞いた寓話や教訓……。

「この世にかりそめの生を受けた誰もが、留まることのない人生の流れのなかで過ごし、そして必ず死を迎える。
流れ続ける浮世の日々を、最期のときまで余すことなく生き抜こうとする著者の、愛情と祈りに満ちた掌編集が本書である」――訳者あとがきより

【目次より】
I この世を去るのに悪い日などない
旅をする本/どんな葬儀を望むか/エレガンスについて/山を登る方法/傷痕こそ祝福/虚無と向き合う/自分自身の伝説を生きる ……

II 旅とは冒険である
旅は最高の学習方法/道を行くリズム/バナナと人生の意味/ノーマの幸せの秘密/網の手入れ/愛だけで十分だった/死後、世界をめぐる ……

III 愛をもって見てみれば
詐欺と慈善/足りないパーツ/ほどこしについて/家を建て直す/雲と砂漠と雨と楽園/自分の心に従って動く/雑草と呼ぶ植物について ……

IV 希望だけは捨て去るわけにはいかない
ピレネーの山荘にて/学歴の価値とは/セカンド・チャンス/祈りつづける/不可能を信じる/新たなる100年期の規範/愛に心を閉ざさない ……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

16
2006年。2021年邦訳版。1か月半ほど前に、100年先を考えるという事をした。未来予測は30‐50年先を専門家や専門性を有する人からの別の確度の個人的見解を積み上げて成り立っているようで、そういう文章を読んで、じゃあ100年ということで、時間にして30分くらい考えて、多分400字くらいを書いた。丁度その頃、カバンに入れっぱなしだったのが百年の孤独で、その後に手に取ったのが、この本。P271から、新たなる100年期の規範として16項目が挙げられていた。2025/03/07

八角屋

6
よく理解できない箇所も多かったけど、こういう偶然とか運命の話はキライじゃない。この作家の他の本も読んでみるか。海外小説はわりと読む方だと自負していたけど、この作家さん、ぜんぜん知らなかった!超メジャーな人だったんだな∑(゚Д゚)2021/08/17

いんぐまる

2
【メモ】行動とは思考の顕在化。20ドル札の価値「どんな仕打ちを受けたってわたしたちの価値は損なわれない」パンドラの箱「ここが私達の街なの、祖先の眠る土地に対する敬意を失えば、その人に残るのは呪いだけよ」人生という庭「他人の存在を気にしすぎれば、わたしたちの人生の庭は彼の庭になってしまう」「過去も未来もなく私はただこの瞬間にある」「自分のものではない何かを失うことなんて、誰にもできやしない」2024/04/24

フーモン

2
簡単なところからはじめると、大きな課題に向き合う心構えがなくなってしまう。2021/07/11

non

2
 21-102:969.4。詳しい著者紹介。叡智。死、信仰、前向きな読者のための言葉たち。英訳からの日本語訳なのを知ると残念だけど読めるありがたさ。「人生の愛着を失えば目的がわからなくなり混乱に陥る・行動とはつまり思考の顕在化・動いたとおりに線を残す・どんな仕打ちを受けたところでーーわたしたちの価値が損なわ(れ)ることはない・孤独に押しつぶされてしまいそうなときには心を開くことこそが唯一の抵抗」どうぞ2021/07/10

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