図書館の新型コロナ対策ガイド

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¥1,980
  • 電子書籍

図書館の新型コロナ対策ガイド

  • 著者名:吉井潤
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 青弓社(2021/06発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787200754

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内容説明

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者は減少するどころか、「第2波」とまで指摘されて、連日、テレビでは感染者数やクラスター発生場所を報じている。しかし、ウイルスについて基本的なことを取り上げている機会は少ない。

多くの利用者が集まる公共施設、そのなかでも子どもから高齢者までが利用する図書館は、感染予防のためにどのような対策をとればいいのか。

まず、前提になるウイルスについて把握したあと、新型コロナウイルス感染症とは現在の時点ではどのようなものかを整理する。そのうえで、図書館の具体的な対策を提案する。

さらに、誰もが使用するトイレ環境について、現状分析を踏まえて対応策を示す。最後に、最近は新聞でも報じられるようになった電子図書館(電子書籍貸出サービス)の可能性についても論じる。

目次

はじめに

第1章 ウイルスの謎を知ろう
 1.1 そもそもウイルスって何?
  1.1.1 人間とウイルスの略史
  1.1.2 人に病気を起こさないウイルスがある
  1.1.3 ウイルスと細菌の違い
  1.1.4 ウイルスは生物なのか
  1.1.5 ウイルスの種類
 1.2 どうしてインフルエンザは毎年流行するのか
 1.3 ほかに気をつけたほうがいいウイルス

第2章 新型コロナウイルス感染症とは何か
 2.1 前提知識
  2.1.1 コロナウイルスとは
  2.1.2 そもそも風邪はウイルスが原因
  2.1.3 肺炎は要注意
 2.2 新型コロナウイルス感染症の概要
  2.2.1 ウイルス名と病名は違う
  2.2.2 嗅覚・味覚異常に注目
  2.2.3 80%は軽症のまま治癒
  2.2.4 潜伏期間
  2.2.5 実効再生産数
  2.2.6 感染経路
  2.2.7 物の表面には何日生存しているのか
 2.3 これまで判明している症状
  2.3.1 海外のデータ
  2.3.2 日本のデータ
 2.4 重症化のリスク要因
 2.5 日本人に死亡者数が少ない理由
 2.6 完治までは長いこともある
 2.7 むやみやたらに検査しないほうがいい
 2.8 治療方法
  2.8.1 治療薬
  2.8.2 ベッド上安静の日数と集中治療後症候群を頭の片隅に
  2.8.3 ECMO装着数に注目しよう
 2.9 濃厚接触者の定義
 2.10 基本は手指衛生と3密を避けて換気すること
  2.10.1 考え方
  2.10.2 手洗いとアルコール消毒
  2.10.3 うがいは水道水で十分
  2.10.4 3密を避ける
  2.10.5 マスクを正しく装着する
  2.10.6 換気
 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

4
図書館として新型コロナへの対応をどうすればよいのかを新型コロナ感染症の概要、具体策、電子図書館の可能性についてポイントを紹介。マスクの着用、検温、手指消毒、三密回避、換気はどこも気をつけている基本中の基本だし、図書館でなくても実施している。難しいのは1業務1手指アルコール消毒だ。たしかにこれを徹底すればだいぶ感染リスクは下がるが、小規模図書館ならまだしも、大規模なところは難しいだろう。本書執筆時点では話題になっていなかったのか、図書消毒機や電子図書館以外の非接触式サービスの可能性も取り上げてほしいところ。2021/01/22

ソーナノ

2
第1章 ウィルスの謎を知ろう/第2章 新型コロナウィルス感染症とは何か/第3章 図書館での具体的な対策/第4章 臨時休館時・館内利用制限時の対応/第5章 トイレ環境からみた新型コロナウィルス感染症対応/第6章 電子図書館の可能性2021/01/21

ヤスコ

0
期待していた内容ではなかった。2021/01/06

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