内容説明
群さん、人生最大のピンチ!?
税金の支払いに翻弄され、猫のワクチンに右往左往する日々。
こんなにつましい生活を送っているのに、なぜ我が家はいつも火の車!?
しかも最近、やかんを空焚きするわ、風呂で大股を開いて転ぶわ、
「老化」が激しい自分に怯えるようになってきた―。
母親や猫に振り回されるトホホな毎日でも、のんびり生きていく。
地味な日常なのに、クスッと笑えて心が軽くなる爽快エッセイ集(新装版)
※この電子書籍は2004年に文藝春秋より刊行された文庫の新装版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
39
20年前のエッセイですが読みやすいです。猫に振り回されながらのんびりとした日々を過ごすのが微笑ましいですね。2024/02/15
スリカータ
18
20年前のエッセイの新装版と知った時は「やられた!」と思ったが、長寿を全うした愛猫のしいちゃんは3歳の若猫で、悩みの種のお母さんは健在。現在を知っているからこその味わい。若者のチャットに混ざろうと悪戦苦闘するおじさんの話が哀しくも一番笑えた。2021/09/14
bluelotus
5
★★★☆☆ 20年前のエッセイということもあって今は亡き猫のしいちゃん(3歳)が若い!この頃からリサイクルやエコだのに取り組んでいる様子だが、浪費癖のある母親(1回の買い物に500万円!)と弟も養っているようでは確かに貯金はなくなるだろうなぁ…とも。2021/06/27
りょう
4
新しい文庫だと思って読んだら、20年前、群さんが47歳のときのエッセイだった。おかあさまも、しぃちゃん(猫)も、お元気。2021/08/09
ささだい
1
また新装版と気づかずに買って読んでしまった。そういうことは表紙に明記してほしい。面白かったけど。2021/07/18