内容説明
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かおり、菜々、梢。ちょっとドライでたくましく、そのくせどこかセンチで複雑な十二歳の少女たち。みずみずしい青春を描いた名作。
感想・レビュー
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kr
4
小学校の図書館にあった。十二歳って、なんて、なんてスゴイんだろう!! 中島氏の色香のある少女像とも相まって、来るべき十二歳という季節がなんとも遠く、美しく、自分にもこんなドラマのような十二歳が待っているのだとワクワクしたものだ。 しかし当然のごとくそんな日は来ず、私は本ばっかり読んでいる田舎の芋嬢ちゃんのまま十二歳の日々を浪費したのだった。
あろあ
1
この手の話は先生が良くないことが多い。この3人はきっと華やかなグループ。私にはなんでもできるかおりの苦悩なんか全然わかんないけど、友達と距離ができるとなぜか声をかけられる底辺女子よし子の立場はなんかわかる。友達と思ってないくせによし子を受け皿にしないでほしい。よし子が心配です。2016/01/10