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内容説明
死んだ友だちの幽霊を見るようになった男の子。学校では口をきかず、ネコとしゃべれるようになった女の子。子どもたちの繊細な心と不思議を描いた、ゆたかな感性を感じさせるデビュー作。【第2回ズッコケ文学賞優秀賞受賞作】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
126
それぞれ悩みを抱える小学6年生の子どもたちの物語。うまくいかないときのモヤモヤした気持ちや、仲間と心が通じ合えたときの嬉しさ。そのときどきの子どもたちの心の動きが素直な文章で描かれていてとても良かったです。そこにはいつも不思議なエッセンスが散りばめられていて、惹き込まれました。どこか懐かしさを感じるシンプルな絵も素敵です。爽やかな気持ちになる一冊でした。2022/10/01
にゃほ@灯れ松明の火
9
なんか、自分とかぶると子もあったりでとても面白く読めました!2013/01/26
hautan
7
図書館本。小学生たちのちょっと不思議なお話5つ。 内容的にそれぞれ違うけれど読んで行くと 繋がっていて・・・( ^ω^) 中々楽しい時間が過ごせました 元気をもらえたり暖かい気持ちを もらえたりするので児童書大好きです2022/10/17
そーちゃん
6
一番好きなのは先生のつばさです。少し切なさと、不思議さがあって大好きです! 2012/11/26
バジルの葉っぱ
4
この作家さんの作品を初めて読みました。幽霊やら宇宙人やらいろいろでてきましたね~。あまり奇をてらったものよりも、「ネコのこえ」や「先生のつばさ」などの方がよかったです。最後の、桜の木の精のおはなし「先生のつばさ」は特に読後感がよく、爽やかな気持ちでこの本を読み終えることができました。2011/08/09