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内容説明
バフェットが巨万の富を手にできたのは、好不況の波を乗り越えて生き抜く長期的競争力のある企業を見つけて、その株を長期保有したから。
では、どうやって長期的競争力のある企業(略してDCA企業)を見抜けばいいのか?
バフェットが手がかりにしたのは財務諸表。
本書ではバフェットがDCA企業を見つけるために財務諸表をどう読んだか伝授。
実用的であり方針が数字で明らかにされる。前著とあわせて読むことで哲学・実践が一体となって身に付く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せっちゃんさん
16
月1冊、財務諸表の本を読む10月分。(著名投資家のバフェット氏が)優良と考える企業は財務三表の、どの項目にどう表れるか?辞典のように解説した本。基礎説明は無いけど、キーワードを簡潔説明し、数字の見方を解説(例:棚卸資産とは××、数字が××なら注意、等)。案外この簡潔に説明部分が、分かり易くて良い!基礎説明は無いので、初学者の復習・実践にとても役立つ。おそらく企業で経営層になるために読んで損なしの1冊。2022/10/31
手押し戦車
11
全て一貫して粗利が高いとブランド力や独占力、価格決定権が強い、一般販管費と販売費は一貫して低くなっているとコストも徹底的に管理されていて財務基盤が強くなっている。研究開発型、特許型などの先進技術を源としているビジネスは休みなく新製品を考案する事になり販売計画の見直しでコストが増える。設備投資が多額に必要になると減価償却費が上がり利益を逼迫する。営業利益に対する支払い利息の比率が低いほど競争優位がある。インフラビジネスは設備投資が多額になるが価格決定権が強く陳腐化しない商品が永続的競争力がある2014/12/30
JYHS
7
書く用語の詳細な説明が書かれていてとても学びがあったけど、それよりも何もバフェットはコカ・コーラが好きなんだなと。2022/02/08
にゅ
7
とても簡潔に書かれているが、本書を読む前に財務諸表の事は少し齧っていた方がいいかと思う。企業分析の際に、財務諸表のどの項目をどう参考にすれば良いかがわかる。根拠もしっかり説明されている上、具体的な数字も「○%以上であれば有望」などと出されているのは初心者には非常にありがたい。バフェット流の長期投資をする際にはとても参考になる。元々会社で必要で渋々勉強し始めた財務諸表だが、投資にも役立つとなると俄然楽しくなってきた。2021/05/23
いれち
6
財務諸表が身近に感じる一冊でした。 数字の解釈の仕方がとたも勉強になりました。2022/12/03