T・ロウ・プライス ――人、会社、投資哲学

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T・ロウ・プライス ――人、会社、投資哲学

  • 著者名:コーネリウス・C・ボンド【著】
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  • パンローリング(2021/05発売)
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  • ISBN:9784775972571

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内容説明

成長株投資に旋風を巻き起こした革新者!

T・ロウ・プライス(トーマス・ロウ・プライス・ジュニア)は、投資の世界の伝説になっている。彼の経歴を知らない人でも、彼が作ったティー・ロウ・プライスという会社については知っているはずだ。この会社は今日でも高いパフォーマンスを上げ、世界中で高い評価を得ている。控えめな人物で、倫理規定を生涯厳守した彼が、どのようにして偉大な金融会社を作り上げたのだろうか。その驚くべき物語を初めて明かしたのが本書である。

著者のコーネリウス・C・ボンドは、ティー・ロウ・プライスにテクノロジーアナリストとして入社し、プライス本人の近くで約10年間働いた。ボンドは、その特権的立場にいたことで、長年、平均以上のリターンを上げてきた成長株投資の概念を生み出したプライスの考え方について独自の見方をするようになった。本書は、プライスとの個人的な関係や、会社や個人で所有しているたくさんの未公開書類に基づいて、成長株投資が投資の世界に旋風を巻き起こした経緯を明かしている。また、本書を読めば平均的な投資家でも今日、この戦略の恩恵を受けるヒントが随所に見つかるだろう。

本書では、プライスの成長株投資の概念の中心的な原理を学ぶことができる。プライスは自らの投資戦略を秘密にしていたわけではない。しかし、本書ほど、彼が用いていた単純な原則を、包括的に、客観的に、容易な言葉で紹介されたことはない。プライスの投資の基本教義を垣間見ることは、個人にとっても機関投資家にとっても投資ポートフォリオを運用するうえで恩恵があることだろう。彼の戦略によって、投資スタイルが次々と変化していくなかでもティー・ロウ・プライスのファンドは長期間、比類ない伝説的な高パフォーマンスを維持してきた。これこそがT・ロウ・プライスの偉大さを証明するものである!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山のトンネル

4
2019年10月に出版された本。フィデリティと並ぶ米国成長株投資で著名なティー・ロウ・プライスの創業者の生涯が綴られている。投資の哲学がメインというより、伝記的な要素が強い本。参考になる点としては、成長株投資の理論の基となる最も重要な哲学は、業界と個別企業の会社のライフサイクルを研究し、理解すること。プライス氏の凄み:株式市場に影響を及ぼす社会や政治の長期トレンドを予想する能力。科学の発展、孤立主義から国際主義、社会化が大きな流れになると予測していたという。2022/07/07

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