- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
ヒラリーもオバマも「お友だち」の巨大銀行に忖度していた!
スイス銀行の秘密保持を打ち壊した本当の物語
金融史上、最も重要で巨額な内部告発事件の真実
史上最大の内部告発者!
ブラッドレー・バーケンフェルドは、世界最大の銀行UBSで働くプライベートバンカーとして、そのすべてを体験した。UBSでは、超のつく大金持ちが複雑に張り巡らされた秘密のナンバーアカウントやオフショアの企業群を使って、何百万もの資金を税務当局の目が届かないところに隠している。UBSが顧客の無分別な行動を彼の責めとすべく準備をしていることを知り、バーケンフェルドはアメリカ政府にホイッスルを吹いた(内部告発をした)。
バーケンフェルドが提供した前代未聞の情報によって、150億ドル以上の資金が取り戻されたが、彼がたった一人で史上最大の脱税スキームを暴き、そのホイッスルブローイング(内部告発)によって、スイス銀行の秘密保持の伝統を打ち倒したにもかかわらず、アメリカの司法省は彼に罪をかぶせ、口を閉ざそうとしたのだ。司法省は彼を共謀罪で検挙し、30カ月も投獄した。
しかし、バーケンフェルドは最終的に勝利する。出所後、彼の正しさは証明された! 米内国歳入庁は、驚くべき暴露を行った彼に対して、史上最大の1億400万ドルに上る報奨を与えたのだ。
たった一人で、スイス銀行業界のあくどさ、大金持ちのあくなき脱税への執念、大銀行に籠絡されている米大統領や国務長官たちの実態を白日の下にさらした彼の真実の物語は、一度読み始めるとページをめくる手が止まることはないだろう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
5
スイスのUBSを告発したバンカーが書いた暴露本です。崇高な意思で内部告発に至ったわけでなく、金銭的な約束の反故と承認欲求の不満からくる告発なところがリアリティがあってよいです。2017/09/23
tetsubun1000mg
2
前半はアメリカ人がスイスの銀行で、アメリカ人を中心に富裕層をお客として取り込み業績と給与収入を増やしていく過程の物語でした。 後半は、勤務した社員に理不尽なUBSをアメリカで訴える過程の話が中心に変わってきました。 そこでは、対応したアメリカの役人や、勤務したUBSの上司・役員の悪口が思うままに書き連ねられて、黒い感情が迸り 読み進めるのがつらくなりました。 冷静に事実を中心に積み重ねていれば、歴史に残るスイス銀行の悪事のドキュメンタリーとなったと思います。 後のパナマ文書、スノーデン事件の源と言えます。2017/09/29
-
- 電子書籍
- 病いのリアリティ - 臨床民族誌の系譜
-
- 電子書籍
- 理想的な妻【分冊】 10巻 ハーレクイ…
-
- 電子書籍
- 恋に落ちた夜【分冊】 9巻 ハーレクイ…
-
- 電子書籍
- 10秒押すだけ! 痛みを治す 最強の整…
-
- 電子書籍
- キャットストリート カラー版 2 マー…