内容説明
病院で夫に看取られながら死ぬはずだった遠藤美佐江47歳。気付くと、異世界に聖女として召喚されました。
神様曰く、本当は転生するはずだったようで、少女の見た目に変えてもらうことに。
見た目は12歳、中身はおばちゃん。
仕方がないので、異世界で二度目の人生を謳歌します!
おばちゃん聖女の異世界冒険ファンタジー、はじまります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
10
47か、旦那60⁈て13歳違いが一番気になってしまった自分です。20年前のロマンスもぜひ。独自性の高いヒロインで、【異世界転生設定縛りで書く(個人的に思ってるんですが)小説】のバラエティの中でも作家さんの美意識みたいなものが見える,そこが素敵で面白かった。姿はどれも仮のもの、せっかくもらった健康な体(魔法が科学を凌駕)、小さい子への侮り、生きることは甘くない。まー「神さまが」よりも「運命」の言うことに逆らわず、流されず、見極めて生き方を選ぶ、強いと思った2021/09/05
kinta
4
47歳のおばちゃんが異世界へ。でも、見た目を若くしてもらったんだけど…結句彼女の寿命は延びるのかい??若さゆえの衝動がない分、身につまされるほど地に足がついた気分で読める(笑)。若くないからのチートの使い方ですが…精神は若いですよ。十分。こんな気力私にはない(爆)2021/09/26
rei
1
中身はおばさん、外見は少女の逃避行。さらっと終わってしまう。これ、本当は2巻から本番のプロローグ的話じゃない?人物紹介に絵付て紹介されてたのに影が薄すぎる人までいるし2023/10/15
にま
1
病死直前、聖女としてむりやり異世界召喚されてしまった47歳のおばさま。実は死亡後に異世界転生の予定だったのに…と横槍入れられて怒った神様からいろいろ能力やら変身アイテムやらをもらって、召喚された国から異世界転生予定だった近隣の国まで逃げ出すお話。中身がおばさまなので、思考や行動が落ち着いていて、ドタバタ要素がないのでよき。その分周り(転生先だった辺境伯の一族の面々)がちょっとテンション高め。ものすごい事件やイベントがあるわけでもなく、わりと淡々と物事が進んだ感じ。2021/11/09
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