光文社未来ライブラリー<br> 食べる西洋美術史―「最後の晩餐」から読む

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり

光文社未来ライブラリー
食べる西洋美術史―「最後の晩餐」から読む

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月24日 06時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334102203
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C0171

出版社内容情報

西洋、とくに地中海諸国は古来、食べることに貪欲であり、食にかける情熱はしばしば料理を芸術の域にまで高めた。また、食べ物や食事は西洋美術においては常に中心的なテーマであった。本書では、食事あるいは食物の美術表現を振り返り、その意味を考えることによって、西洋美術史を別の角度から照らし出す。ダ・ヴィンチ、カラヴァッジョ、ゴッホ、ブリューゲル、レンブラント、ダリ、マネ、ウォーホルなど絵画121点ともに解説。

内容説明

西洋、とくに地中海諸国は古来、食べることに貪欲であり、食にかける情熱はしばしば料理を芸術の域にまで高めた。また、食べ物や食事は西洋美術においては常に中心的なテーマであった。本書では、食事あるいは食物の美術表現を振り返り、その意味を考えることによって、西洋美術史を別の角度から照らし出す。ダ・ヴィンチ、カラヴァッジョ、ゴッホ、ブリューゲル、レンブラント、ダリ、マネ、ルノワール、ウォーホルなど絵画121点とともに解説。

目次

第1章 “最後の晩餐”と西洋美術
第2章 よい食事と悪い食事
第3章 台所と市場の罠
第4章 静物画―食材への誘惑
第5章 近代美術と飲食
第6章 最後の晩餐

著者等紹介

宮下規久朗[ミヤシタキクロウ]
1963年、名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科教授。専門はイタリアを中心とする西洋美術史、日本近代美術史。『カラヴァッジョ―聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会)でサントリー学芸賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

70
食にまつわる西洋美術を解説。「最後の晩餐」を中心に置きながら、現代美術まで、一部西洋美術の影響を受けた日本美術も含めて、取り上げている。宗教の観点から見つめたり、生きる上での食を見つめたり、人間と食の根源的な関わりを論じていく。食は喜びであったり、悲しみであったりする。こういう視点で絵画を見るのも、また面白い。2024/07/18

aisu

13
西洋絵画は何故食べ物や食事を描き続けてきたのか。「最後の晩餐」つまりキリスト教の影響は大きい。古代ローマのモザイク画から、印象派や現代アートまで。2024/07/28

ともブン

10
西洋美術の画家は好きなように好きなものを描いた訳ではないと授業を受けた時に聞いて驚いたのだけど、職業画家ならそれはそうだなぁと納得。パトロンがおり、教会だったら荘厳かつ説得力ある宗教画を、貴族だったら肖像画を依頼されて描いた。絵のランクというのもあり、静物画なんかは価値が低いそうだけど、それとて構図やモチーフに宗教や哲学などの意味が込めてある。食べることは喜びであり慎みでありタブーでありアートである。SNS映えを狙った現代の食は虚栄心も、かな。美術にはとんと疎いけど説明が多くとても読みやすかった。2025/04/13

takakomama

5
文庫で再読。絵画に描かれた食べ物に注目した西洋美術史。 キリスト教は、原罪と救済のいずれもが食という行為に関連している宗教。2024/07/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21792465
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品