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内容説明
数多くの読書法を執筆してきた佐藤優による読書術の決定版。古典の名作から最新の電子書籍まで、「本当の教養を身につけるためには、どんな本をどのように読めばよいのか」という疑問に答え、実践的に解説する。ここで言う「教養」とは、私たちが生きているこの時代のあり方を俯瞰して見る、「視座」「枠組み」を提示してくれる「知」のこと。単に最新の国際情勢や経済事情、あるいは成功法などを紹介している本ではなく、いくら時代が変わっても通用する「思想」や「考え方」といった知のフレームワークを与えてくれる本を選び、その読み方とともに「終わらない世界大戦」「近代とは何か?」「新・帝国主義時代」「権力の本質とは」などをわかりやすく講義する。「知のツール」としての電子書籍・インターネットの活用法から最新の英語勉強法、書店・書評の活用法まで、まさに「知の巨人」佐藤優の面目躍如たる最新の読書術。
目次
第一部:「危機の時代」に備えよ 第一章:「世界大戦」は終わっていない
第二章:はたして「近代」は存在したのか
第三章:「動乱の時代」の必読書
第四章:「反知性主義」を超克せよ
第二部:「知のツール」の活用法 第五章:私が電子書籍を使うわけ
第六章:教養としてのインターネット
第七章:「知の英語」を身につけるには
第八章:現代に求められる知性とは何か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
236
電子書籍についての記述が目新しさを感じたが、さすがに他の本でも書かれていたようなこともあった気がする。でも著者の意見にはかなりの部分で納得する。2015/08/25
ehirano1
131
前半と後半では内容が全く異なります。前半は極めて学術的内容で、分析のプロらしさに舌を巻くばかりで、唯単に世界史を解説するのではなく、現在の諸問題や未来への警鐘を近代史(≒世界史)を以て解析し平易に説明されていることが実に素晴らしいと思います。後半は、電子書籍についてですが、電子書籍を二冊目に使うというアイデアは当に“コロンブスの卵”でした。2019/05/19
KAZOO
124
佐藤さんの本の紹介を兼ねて世界状況の分析の仕方を教えてくれています。また英語の勉強法なども示してくれていて私はすぐに影響されてしまいます。文法は高校程度でいいのでそれをしっかりものにして、語彙を増やしていくことがよいようです。佐藤さんの本はいつも何かしら得るところがあります。2018/04/23
Gummo
45
現在の国際情勢や時代の本質をつかむための教養を身につけるための読書案内。紹介されている本はどれもレベルが高そうだが興味惹かれる。★★★☆☆2014/10/05
昭和っ子
40
ウェストファリア条約による宗教戦争の終結と宗教に取って代わった近代主権国家の成立が、中世の終わりと今に至る近代の始まり。人々の情念を引き受けていた宗教の代わりの受け皿が民族主義。それに基づく二つの大戦が終わった後も、人々は民族主義を超える概念を見出し得ず、戦争の火種は未だくすぶっている。資本主義の拡大も国民の生活を守りえず、対する方策として国は帝国主義に流れ、戦争へと傾く。それを監視し、政治エリート達の「観客性を軽視して自分が理解したいように世界を解釈する」反知性主義を阻止するために、知性を磨かなければ!2014/10/22
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