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内容説明
本書はアメリカの若者にFIREムーブメントを引き起こした話題の1冊です。ほとんどの時間を仕事に費やし、稼いだお金を散財する。そんな日々に疑問を感じ、生活を変えたいと思っている人にお勧めです。経済的自立を達成することを最終的な目標とし、そこに至るためのプロセスを9つのステップに分けて詳しく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
27
書店の棚差しの1冊をたまたま手に取ったが、とてもよかった。いわゆるFIRE本の先駆けらしい。お金=生命エネルギーという考え方も面白いが、それよりも刺さったのは自分の実質時給を調べるステップと、収入と支出を1セント単位で把握し、収支表を作るステップ、そしてウォールチャート(長期の収入と支出のグラフ)をつくるステップだ。日本の(だけかは知らないけれど)マネー本だとズボラでもお金を貯めれるとか、家計簿はつけなくてもいいと読者を甘やかす論調のものが多いが、本書はそんな妥協は一切許さない姿勢が気に入った。2022/04/12
速読おやじ
23
お金とは単に生命エネルギー(時間)を差し出して手に入れるものだと定義する。時間は有限だ。この定義だけでも心がソワソワする。実際の収入以外に見えないコストまで計算する必要があるという。通勤時間、仕事で着るスーツやシャツ、ランチやストレス解消のお酒、仕事が原因の病気などなどを勘案した実質時給は見合っていますか?と問う。これを計算すると恐らく思ったより時期は低い可能性がある。雇われ仕事を辞めたら余計な支出は減る筈なので、よりよい実質時給で自由に仕事ができるのだ。まずは支出を見直すことも大切だ。見える化しよう。2021/08/25
left7
22
自分が十分と思える収入を掴むことがまず大切ですね。そして、支出を見直す。そのために今の自分の支出について満足度を評価するというのは目から鱗ですし、やってみたら自分が気づいていない感覚に出会えるような気がします。大して意識せずに買っているものや費やしているものはたくさんあると思いますので、まずはここから取り組んでみようと思います。2021/10/27
bonbon99
20
FIRE本の元祖らしい。支出の最適化と仕事、お金の関係について主に語られている。まとまりがないので、要約は難しい。時間を売って得た労働収入をつまらない支出をしていてはもったいないという主論。いかにメンタルを安定させ、支出を減らし、資本に投下していくか。そして、お金がお金を生み出す仕組みを作り、リタイア状態にし、本来自分がしたいことをする。リタイアが主眼というより、自由にしたいことをするためにはのメンタルトレーニング。何度も繰り返し読まないと理解できないので、再読したい。メンタルやマインドは1日してならず。2021/06/20
はるき
13
タイトルが秀逸。人生のバランスを保つことが大事。2022/02/05