わがまま養生訓

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わがまま養生訓

  • 著者名:鈴木養平
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 特価 ¥825(本体¥750)
  • フォレスト出版(2021/05発売)
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  • ISBN:9784866801315

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内容説明

■自分の幸せと健康を最優先に!

かしこい「わがままさん」になりましょう
仕事や家族、さまざまなおつき合いや趣味……。
大人の女性は全方向に頑張っています。

しかし、関わる人々の都合やのっぴきならない予定に振り回されて、
ついつい自分のことは後回し、無理をすることは少なくありません。
今は頑張れても、そのツケはやがてジワジワとからだに影響してくるものです。

疲れがとれない、冷え、むくみ、体重が減らない、ぐっすり眠れない、
ホルモンバランスの乱れなど、これらは立派な未病のサイン。
そんなからだからのメッセージを受け取って、
どうしていいかわからないままになっている方が増えています。
あなたは自分のからだ(健康)を最優先に生活をしていますか?

■「どうすれば一生元気で長生きできるのか」
そんなことを真剣に考えた人が、江戸時代にいました。

平均寿命が40歳を切っていた当時、
その人は頭も明晰なまま、寝たきりにもならず、
一生現役で、晩年に本のベストセラーまで飛ばし、数えの85歳まで長生きしました。それが貝原益軒です。

養生とはいのちを養うこと。
儒学者、医者、本草学者でもあった益軒は、
自分の知識と体験を『養生訓』という一冊の健康本にまとめました。

出版するや江戸の大ベストセラーになり、
300年以上経った今でも読み継がれ、実践されています。

■本書は、その『養生訓』から50の知恵を取り上げ、
上田惣子さんの漫画も交えながら、漢方の視点から解説しています。

漢方とは、漢方薬のことだけではありません。
漢方とは、中国古来の自然哲学に基づく医学・薬学・養生学のこと。
日本で独自に発展してきた伝統医療です。

人生100年時代となり、定年を迎えても、まだ現役人生は続きます。

しかし、どんなに長生きをしても、健康でなければ意味がありません。
『養生訓』は、攻めの生き方にも役立つ知恵があります。
この本を時々めくってもらえば、江戸時代とは常識が違う部分もありますし、
江戸時代の言い伝えが現代の科学で明らかになったところもあります。
あなたの生涯現役人生にきっと役立つでしょう。

■本書の目次
プロローグ 貝原益軒と『養生訓』
其の壱 養生にコミットする!
01 長生きしてこそ
02 気の省エネ生活
03 行動のルールと方針
など
其の弍 飲食は命を支えるみなもと
06 命を支えるみなもと
07 少食で脾胃に隙間を
08 胃腸薬を使わずに
など
其の参 季節の養生
23 春は解毒の季節
24 陽気が最大の夏
25 湿に注意の梅雨
など
其の四 こころ穏やかになるための五感のトリセツ
28 心はからだの君主
29 五官を正しく使う
30 耳目を休める
など
其の伍 生活習慣が人生をつくる!
34 とぼそは虫が食わず
35 環境は自分を映す鏡
36 姿勢と立腰
など
其の六 健康パートナーとともに体調を整えよう
47 健康の伴走者
48 最高の名医は自分自身
49 一に食事、二に漢方
其の七 まとめ
50 人生を楽しむ
コラム
漢方の基礎知識
体調チェックと食材
こころに染みる『養生訓』の言葉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

13
貝原益軒「養生訓」を読みやすく噛み砕き、現代で実践しやすいように解説した健康本。虚弱体質で病気がちだった益軒が80歳を超える長生きができた秘訣を説いたもの。日常生活の中でできることばかりなので取り入れやすい。わかっているよと思うところも多いが、できているかというと…。睡眠時間や姿勢、ツボ押しなど、一つずつでも生活に取り入れていけたらいいなと思う。2025/08/03

小紫

12
アラフィフ女性をモデルに、貝原益軒先生が蘇ってきて健康指南をしてくれています。日々の食事や運動、調子が悪い時の考え方など、優しい雰囲気で教えてくれる一冊でした。漫画も結構ほのぼのした雰囲気で、布団で読むのにちょうど良いかも。買い置きの漢方薬として一つ私が取り入れたい、と思ったのは桔梗湯でした。喉が痛い時とか、本格的に病院に行くまでの助けになってくれそうな感じです。参考になりました。2022/02/21

むら松

8
NHKの江戸番組で貝原益軒が紹介されていたので関連本を読んでいる。貝原益軒といえばやはり「養生訓」。なるべく柔らかめの本を、ということで選んだ本書は、イラストも文章もゆるくてとても良かった。著者の鈴木養平氏の優しい語り口が「益軒先生」からの話としてストンと落ちていく感じ。紹介されていた漢方の体操療法「導引の法」は工程が19まであって覚えるまで大変そうだが、やってみたい。まずは歯をカチカチ言わすことと、必要のない時に目をつむるのはすぐにできそう。養生訓や貝原益軒については、もう少し詳しく知りたいと思った。2025/03/07

みー

4
薬日本堂漢方スクールの講師をされている 鈴木養平先生が書かれた本 『養生訓』は江戸時代の儒学者であり、本草学者の貝原益軒のベストセラー本 それを鈴木先生がとても分かりやすく解説してくれてます ひとつひとつの言葉がスーッと心に染みます 『ゆっくり衰えて、いい年のとり方をすること、それが養生の目的なのです』 そんな老い方をするためにも、日々楽しく養生を取り入れていきたい!

しま

3
読みやすいわかりやすい。養生訓のイイトコドリって感じがするので、是非大元も読んでみたくなりました2024/09/23

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