大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題

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大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題

  • 著者名:筆坂秀世/上念司
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 清談社Publico(2021/04発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909979018

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内容説明

「反アベ」勢力のおかしな論理を完全論破!

なぜ、「リベラル」は安倍政治を止められないのか?

-日本人は、共産党についてあまりにも知らなさすぎる。

「反アベ」勢力の結集を訴えながらも離合集散を繰り返す野党は、同党との連携に活路を見いだそうとしている。その「台風の目」の内部で現在起こっていることとは。また、人権弾圧が問題となっているベネズエラのマドゥロ政権を支持し、それを批判した上念司氏のラジオ番組に抗議文を送った同党の思惑とは。元日本共産党No.4の筆坂秀世氏と、「リベラル・メディア」の偏向報道を追及してきた上念司氏が、その問題点を徹底検証する。

マイノリティの権利に取り組むのはいい。
だが、体制変革の要求がない。本当にそれだけでいいのか。
それでは社会主義や共産主義とは結びつかない。
だったら、どうして共産党という看板を掲げているんですか。(筆坂秀世)

野党共闘に積極的なのは弱っている証拠だと思います。
新左翼と共産党を分ける境界線がすごく大事で、
反自民のなかでワン・オブ・ゼムになっているんですよね。
沖縄で新左翼系団体も含めてやっているのを見るとゲンナリします。(上念司)

【目次】
はじめに 「革命の夢」の被害者をこれ以上増やしてはいけない
第1章 上念司との論争で正体を現した日本共産党
第2章 わが「リベラル」からの転向
第3章 日本共産党の内部では何が起こっているのか
第4章 日本共産党の構造的問題
第5章 独裁政治を生み出す共産主義という悪夢
第6章 野党共闘が安倍政権に永久に勝てない理由
第7章 日本の政党政治と日本共産党の未来
おわりに 日本共産党がいちばん反省しなければならないこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

14
軽く読める対談本だが、日本共産党の実態がわかって面白かった。①安倍政権の長期化を批判しているが、志位和夫は委員長職に20年就いている。②共産党の実権は高い役職に就いていない元議員の90歳になる不破哲三氏が握っている。③不破は神奈川の郊外の豪邸に住み、党の資金でコックと車と運転手が雇われている。車は通院などにも利用されている。④自民党総裁選挙を批判する割には、自党では形ばかりの「選挙」しかやっていない。⑤吉良佳子参院議員は、『資本論』『共産党宣言』などの共産主義の古典を読んでいないと公言している。つづく。2019/07/17

TAKA0726

8
上念氏は学生時代教師の影響で共産党と学生運動に関心を持ち、筆坂氏は元共産党NO4の政策委員長、関係者の主張は指摘は得意だが問題点を列挙しただけ、最初は共産党とベネズエラの独裁政権は大の仲良し、長い間共産党にいると代表選をする仕組みがなく非主流派も生まれず活発な議論もなく、自分の頭で考えることをしなくなると否定するが、最後はやはり共産党が好きという内容。反アベですらない小沢一郎、安倍一強で一番得している枝野、自民党まで岸田と石破は財務省の犬、河野も進次郎も財務省そのもので信用できないと批判、それがどうなの?2019/08/23

マカロニ マカロン

3
個人の感想です:B。副題に「大手メディアがなぜか触れない」とあり、確かに日本共産党の党首選挙とか、党大会とか聞いたことないと思ったら、委員長(党首)には任期がなく、また委員長を選挙で決めたこともなく、トップの意向で決まるとのこと。中国とか北朝鮮のリーダーの選出方法に似ていて、安倍総裁多選批判をしている党のやり方としては疑問符が付く非民主的なやり方だと思った。筆坂秀世氏の肩書が「元No.4幹部」と序列がはっきりしているところも両国に似ている。真面目な政党であるのは確かだが、とっつきにくい部分も多く感じた。 2019/09/13

チョビ

2
「野党がだらしないから、安倍政権がマシに見えているだけということをどうして勉強のできた方々がわからないのかがわからない」これを回答していただける本。共産主義ってアジア圏では「帝位」の代替として位置付けられているように思う。だから中国や北朝鮮、ヴェトナムの矛盾した政治・経済体制も人によっては自然に見えているのか。その中で何も考えられない国民を作ってきた日本はどこに飲み込まれるのか?誰かに幸せにしてもらおうと思ってる有権者が狙われているのに、そのことに気づかない我々が一番愚かに思える。2019/11/26

夏彦

1
暇つぶしのゴシップ雑誌程度に買ったのだが意外に面白かった。近年の日本共産党と立憲なんたら党などの不可解な行動について意味が理解できたのは良かったと思う。筆坂氏という人をこの本で初めて知ったが日本共産党の内部深くにいたからこそできる話ばかりで非常に興味深かった。これらすべてが事実だとするともはや旧来の野党は終わっているんだなという感じ。彼らも大変なんだなと哀愁さえ感じる。だがそれが国政を混乱させ国民に不利益を与える理由にはならない。2022/12/20

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