内容説明
島田雅彦氏
重松清氏
吉田修一氏
などなど、常連作家たちの特別寄稿、収録!
銀座で43年続く老舗文壇バーのママが語る作家と酒!
マナーを心得た粋人が集まる銀座で起きた、数々の伝説―― 野坂昭如、丸谷才一、半藤一利…などの武勇伝もたっぷり。
数々の文壇シーンを見てきたママが語る作家と酒と涙と笑い。
読むほどに酒がすすむ極上エッセイ!
*電子版では、内容の一部を収録しておりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fukui42
3
噂に聞きし「文壇バー」。へー!と。「先生方の名誉を守ってこそ銀座」。そこには温かい交流があったんだね。それなのに再開発で立ち退きって、夜の文化が閉じてしまいそうです2023/07/08
つくし
1
文壇バーに集まる錚々たる面々に興味を持ち読んでみました。銀座の大人の楽しみ、憧れるけど自分には遠い世界で面白かったです。先生たちの名誉を守るといいつつ、実名であんな思い出、こんな思い出を書いてしまっていいのかなと思いつつ、それが許されるのも粋な大人の世界なのかも。2023/10/05
takao
1
ふむ2023/01/11
しろまつ
0
銀座の文壇バーのママのエッセイ本。文壇バーの歴史や、作家とのエピソードが語られていた。読み物としては面白かったけれど、所々で昭和のノリのような、今の時代に同じことをやったら問題になるのではないかと思う箇所もあった。義理と人情を今後の世代に継いでいきたいという気持ちは分かるが、やはりお酒の席の付き合いは、これからの時代に残すのは難しいのではないかと感じた。2021/09/27