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内容説明
大切なのは、頭の良さより心のクオリティ。人気エッセイストが贈る、自分の限界を打ち破るためのレッスン書。「自分らしさ」を大事にしすぎて、息苦しくなっていませんか。思いきって捨ててしまえば、自分の可能性は無限に広がります。最初のステップは“頭”ではなく“心”で考える方法を学ぶこと。マーケティングの極意から、贈り物の選び方、ウィンナーのケチャップ炒めの作り方まで……。「暮しの手帖」編集長の役職を自ら辞し、挑戦を続ける著者の新たな発見とは。くらしと仕事を充実させるヒント集。
目次
はじめに
CHAPTER1 ようこそ!「心で考える」へ
CHAPTER2 「心を働かす」のは、仕事のきほん
CHAPTER3 「心をつかう」のは、くらしのきほん
CHAPTER4 「心」と「頭」のバランスのとり方
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べる
27
自分らしさとは結果論。自意識を捨て精一杯やった先にある。自分が思い描いた場所に必ず行き着く意志と執念をもち、心を働かせることで現実になる。頭の賢さより心の働かせ方が底力の人は成功する。人は心をつかったものに時間とお金を使う。小さな成功を投げ出して大きな成功に挑戦する勇気と積極性が大事。技術、知恵、経験のためにお金と心を使う自己投資の習慣をもつべき。発想力豊かな人は心の引き出しが多い。初心者として何か教わるのはリラックスになる。能力のある人は何でも出来る。松浦弥太郎の言葉はじーじみたい。背筋が伸びる読後感。2022/12/26
こまごめ
15
タイトルは自分らしさはいらないですが、心を働かせて物事を進めるといいですよ…という生き方指南の本で勉強になりました。私も接客業の末端に生きているので心の通ったサービスが出来るといいなと思いました。 この本で書かれているように何度も読んで人生の糧にしたいなと…いい本に出会いました。2023/07/01
24歳男性
13
本を開いてまず白黒の著者の顔。次いでその華やかな経歴。挑戦の数々。これからありがたいお話が始まるのだという、そう、体育館で集まって昨日まで知らなかった何やらすごい人の話を聞くような気分だった。「自分について思いを巡らせ、心を内向きに働かせても、自己愛が膨らむだけです」と聞き後ろめたくなったり「おいしいお味噌汁の定義」の話はもうとても参考になる気がするのだけれど、どうしてかうさん臭く、素直に受け入れられない自分が読んでいる間ずっと目を光らせていた。心を使って考えることをどうして私は受け入れないのか分からぬ。2023/07/17
しょうご
13
尊敬するエッセイスト松浦弥太郎さんの本を読み終えました。最近ではVoicyも始められ、松浦さんの声を脳内再生して読むことができるようになりました。 「自分らしさ」というオリジナリティをはなから目指すのではなく他者との関係性で生きる世の中で自分はどうするべきかと心を働かせることが大切だと学びました。 文章を書くにしてもそれは表現の行為であって大切な人に届けるように書いていきたいと思いました。2021/03/25
ミーコ
10
自分らしさに囚われていたが、そんなものはいらず、心を使って目の前のことに一生懸命になることが大事だと学んだ。 らしさが逆に足枷になる。素直になること。2021/11/14