文芸社文庫<br> 空白の絆 暴走弁護士

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文芸社文庫
空白の絆 暴走弁護士

  • 著者名:麻野涼
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 文芸社(2021/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784286189789

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内容説明

暴走族から弁護士になった真行寺悟は、暴走族仲間の峰岸孝治から仕事の依頼を受けた。孝治は峰岸工業の代表取締役社長、峰岸平の次男で、かつて親の敷くレールに反発して暴走族に加わっていたのだ。相談の内容は、峰岸工業の後継者問題で内紛が起こり、係争に発展していたためだった。創業者の孫を巡る後継者争い。その発端は、戦中戦後の創業者の謎の半生にあった──!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

65
★★★☆☆24004【空白の絆 暴走弁護士 (麻野 涼さん)k】シリーズ第二作目。プロローグは広島原爆のシーンとなります。はて、このプロローグは弁護士とどの様な関係で繋がるのでしょうか?などと疑問に思いつつ本章へ。暴走族総長から弁護士になった真行寺悟の元暴走族メンバー峯岸孝治から、自分の会社である峯岸工業の内紛に関して調べてほしいとの相談依頼が持ち込まれます。これまたプロローグと関係あるんでしょうか?とにかく今回は弁護士っぽい感じではなく、現代と終戦前後の混乱した時代を交差させながら進む調査系の話でした。2024/01/16

kei@名古屋

19
まさかの続編。ヒロシマという辺りがこの作者らしいとでも言おうか。。でも安心して読めるシリーズでしょうかね?2017/09/05

petitlyz

17
Kindle Unlimitedで読了。暴走弁護士2作目。プロローグは戦争、原爆、広島で8月6日に生まれた子供の出生届の場面から。このプロローグがどのような結末になるのかと思いながら読んだ。会社の後継者問題と絡めて、よからぬことを企む人もいたが最後はほっとしました。まだシリーズが続くようなので読んでみます。2023/04/02

わった

7
暴走族出身の弁護士へ、当時の仲間から協力の依頼。自身の親族が経営する企業のゴタゴタが問題でした。出どころ不明な怪文書、祖父の急な上京の謎、親族の出生に隠された秘密。問題は山積みの上、解決の種は70年も前の出来事。第二次世界大戦下の広島の状況も絡んだ、社会派ミステリーでした。伏線も複雑に絡み合い、想像もできないようなところからの解答編だったので、読んでいて物語として面白かったです。ただ、何度も同じ内容が繰り返されたり、記者会見での応答は社会人ならもう少しましに話せるのでは…と不自然さを感じました。2021/11/27

ゆうひ

4
Kindle Unlimited。友人からの依頼で今回は民事事件。大企業のお家騒動という耳馴染みのあるテーマ。綺麗に話がまとまって読後感スッキリ。2024/01/07

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