内容説明
◎富士見L文庫×COMIC BRIDGE 頑張る女子主人公コンテスト ファンタジー部門特別賞受賞作◎
(2019年度)
――――著者書き下ろしの番外編 「幕間 雪解けはまだ遠く」 を収録!――――
不本意ながら再び後宮に戻された鈴雪は、とまどいながらも王と信頼を積み重ね、王の子の連続死の真実に迫っていた。
恣意的に流された「世継ぎに恵まれないのは、王后の呪い」という噂。そして、先代王后と亡き王女の存在……。
当初は敵対していたものの、協力し合うこととなった妃たちの手も借り、真実にたどりついたかに思えたさなか――鈴雪は毒に倒れてしまう。
さらに王宮の必死の対応を嘲笑うかのように、亡きはずのある女の影が闇にうごめき……。
【1~2巻、2か月連続配信!】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
63
新刊。子殺しの犯人の正体にびっくり、鈴雪の秘中の秘にびっくり…と、えっ!おお!?と声に出てしまった場面が2巻ではいくつもあって笑、翻弄されました。面白かったけど、天麗はなぜそうなってしまった?恵世はなぜそっち側?最後の一文に出てくるのがその人でいいの?笑 史書で終わるなら雪花妃たちの未来、お世継ぎとかどうなった?鈴雪の占見は実現した?なども知りたい…!という謎が残った。霞のような雰囲気の表紙が煌びやかな雰囲気未来を暗喩しているようで良いですね♪これで綺麗に完結かな。まだ先があるなら読んでみたい気もする。2021/05/25
るぴん
33
犯人の正体と裏切り者に驚きつつも、これで事件解決かと安心したのも束の間、さらに驚くべき衝撃的な展開が…‼︎いや〜最後までびっくりさせてくれて、大満足♫鈴雪の秘密を知っても揺るがない王の想いに感動。最初の行動が酷かった分、これで取り返したかな(笑)。鈴雪と側妃達との関係性も楽しい。一応この事件に関しては終わりだろうけれど、上下巻ではなく、一巻、二巻となっているので続きもあるのかも?ぜひとも続きが読みたい‼︎コミカライズも絵が好みだったので読みたいな。2021/05/24
てみさま
12
続きが気になって即読み。驚愕の真実に変な声が出る出る。 一巻の冒頭にあった「役二十年の善政を布いた第二十二代王藍叡の時代、三人の妃があった。彼女達は旬国中興の礎を築き、次代の大王朝をささえた。」にしんみり。2023/08/25
ぱんだ
6
unlimitedで。 一巻が面白かったので続けて読みましたが、色々と詰め込みすぎていたやも・・。2025/05/13
おかめいんこ
5
一つの謎だけでなくいろんな事が重なり合っていて次々と真相解明、楽しく読了。 2021/05/26