結婚の壁 - 非婚・晩婚の構造

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結婚の壁 - 非婚・晩婚の構造

  • 著者名:佐藤博樹/永井暁子/三輪哲
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 勁草書房(2021/05発売)
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  • ISBN:9784326602308

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内容説明

「婚活」が活発化している一方、「結婚難民」の存在も大きな社会問題となっている。本書は、男女の出会いの機会や結婚への意欲、結婚に至る経路を決めるさまざまな要因について、多様な調査データを用いて実証的に明らかにする。若者の結婚に立ちはだかるさまざまな「壁」に接近し、乗り越えるための方策を提示するものである。

目次

はじめに[佐藤博樹・永井暁子・三輪哲]

序章 「出会い」と結婚への関心[佐藤博樹・永井暁子・三輪哲]
 1 なぜ結婚に関心が向けられるのか
 2 結婚への多様な関心
 3 現代の結婚事情─人生のパートナーがいない
 4 本書の研究関心と分析データ

第I部 「出会い」への期待と機会

第1章 現代日本の未婚者の群像[三輪哲]
 1 未婚者の実像はいかなるものか
 2 現代日本の若年層における結婚・交際の状況
 3 未婚者の独身理由はどのようなものか
 4 どのような結婚活動を誰がしているのか
 5 結婚活動の成果・効果はあるのか
 6 現代未婚者の群像

第2章 職縁結婚の盛衰からみる良縁追及の隘路[岩澤美帆]
 1 配偶者選択に依存する社会
 2 職探し理論と晩婚化
 3 結婚市場と仲介メカニズムの役割
 4 配偶者との出会いのきっかけ
 5 職縁結婚低迷の背景
 6 「婚活」か結婚後の協調か

第3章 なぜ恋人にめぐりあえないのか?─経済的要因・出会いの経路・対人関係能力の側面から[中村真由美・佐藤博樹]
 1 「少子化」と「恋人にめぐりあえない人々」
 2 なぜ婚姻率が低下するのか?─3つのアプローチ
 3 だれが恋愛から遠ざかっているのか?
 4 どうすれば恋人に出会えるのか?

第II部 揺らぐ結婚意識

第4章 同棲経験者の結婚意欲[不破麻紀子]
 1 同棲の普及とライフコースの多様化
 2 日本の同棲の状況
 3 同棲のタイプ
 4 同棲経験者は結婚をどのようにとらえているか
 5 同棲か,交際相手の有無か?

第5章 結婚願望は弱くなったか[水落正明・筒井淳也・朝井友紀子]
 1 結婚意識と実際の結婚
 2 2つのコーホートと結婚意識の設問
 3 結婚意識の変化のコーホート間比較
 4 結婚意識が結婚の決定に与える影響
 5 なぜ女性の結婚願望は弱くなったか

第6章 結婚についての意識のズレと誤解[筒井淳也]
 1 結婚への躊躇─なぜ一歩踏み出せないのか
 2 結婚の意味の変化と多様性
 3 各国の「パートナー状態」の比較
 4 結婚をめぐるミスマッチ
 5 結婚をめぐる思い違い
 6 やっぱり結婚は幸せなのか?
 7 案ずるより産むが易し?

第III部 結婚を左右する要因

第7章 男性に求められる経済力と結婚[水落正明]
 1 男女間の経済力の関係は結婚に影響するか
 2 一定以上の経済力を求める女性はどの程度いるか
 3 地域ごとにみた女性の希望と男性の現実
 4 男女間の経済関係が女性の有配偶確率に与える影響 
 5 結婚の要因としての意識の重要性

第8章 結婚タイミングを決める要因は何か[朝井友紀子・水落正明]
 1 結婚相手を探す市場の存在
 2 結婚タイミングを左右するのは個人の特性か?結婚市場か?
 3 男女で異なる個人特性と結婚市場の影響

第9章 友人力と結婚[田中慶子]
 1 「選べる」時代の出会いの困難
 2 友人関係は結婚へつながるのか─先行研究と仮説
 3 検証の手続き
 4 加齢・結婚による友人関係の変化
 5 友人力の効果と限界

第10章 未婚化社会における再婚の増加の意味[永井暁子]
 1 最近の離婚・再婚事情
 2 広まる再婚市場と時間差一夫多妻制
 3 誰が再婚しているのか
 4 再婚で幸せになれるか
 5 再婚という選択

ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nakata

0
地域別にみたり国別にみたりグラフが多い。婚活現象の社会学に比べ、若干硬派に感じる。2012/12/17

ねぎとろ

0
堅実な計量社会学の論文集。ダイナミックな展開を見せるような論文は無いが(本当に計量的な社会研究とはそうしたものだが)、結婚に関する研究の基礎文献にはなっていくのだろう。2012/04/13

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