核拡散の論理 - 主権と国益をめぐる国家の攻防

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核拡散の論理 - 主権と国益をめぐる国家の攻防

  • 著者名:岩田修一郎
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 勁草書房(2021/05発売)
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  • ISBN:9784326351480

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内容説明

なぜ核兵器はなくならないのか? 本書では、北朝鮮、インド、パキスタン、イラン、非国家主体、それぞれの核拡散問題を詳細に解説し、つぎに核拡散防止条約(NPT)体制とアメリカの核不拡散政策について論じる。平易な文章とわかりやすい論旨で、これを読めば核拡散問題の全貌を理解できる!

目次

まえがき

第1章 北朝鮮の核開発と核保有
 1 核開発の展開
 2 核開発の背景と動機
 3 国際社会の対応
 4 北朝鮮の核の含意
第2章 インドの核開発と核保有
 1 核開発の展開
 2 核開発の背景と動機
 3 国際社会の対応
 4 インドの核の含意
第3章 パキスタンの核開発と核保有
 1 核開発の展開
 2 核開発の背景と動機
 3 国際社会の対応
 4 パキスタンの核の含意
第4章 イランの核開発疑惑
 1 核開発の展開
 2 核開発の背景と動機
 3 国際社会の対応
 4 イランの核の含意
第5章 非国家主体の核拡散
 1 旧ソ連の核流出問題
 2 核の闇市場
 3 核テロリズムの脅威
第6章 核不拡散条約と国際政治
 1 NPTと核拡散をめぐる動き
 2 NPTの欠陥とNPTの重要性
 3 NPT再考
第7章 アメリカの核不拡散政策
 1 冷戦中の核不拡散政策
 2 冷戦後の核不拡散政策
 3 アメリカの核不拡散政策の特徴と問題点
第8章 核拡散問題への対応
 1 核拡散問題に対する従来の対応
 2 新しい核不拡散の取り組み
 3 核拡散問題の行方

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mealla0v0

1
核の拡散は、ある国における個別の核武装という問題ではなく、拡散はある種の連動性が見られる。中国の核保有に対抗してインドが核を得ると、そのインドに対抗してパキスタンが、パキスタンは北朝鮮へと技術を提供している。むろん、実際はこのような戯画化以上に複雑だが、複雑であることに核の拡散の問題がある。加えて、冷戦以後、旧ソ連から流出したとされる核は闇市場で「非国家主体」の手に渡ったという。こうした実情はNPTの欠陥を示すが、同時にそれを批判的に再構築すべきだろう、と著者。核の拡散は、世界リスク社会そのものだろう。2017/10/06

メルセ・ひすい

0
13-109 赤52 ‘52生早大卒キャリア外務省・ハーバード修士比較防衛。防大教授・★ダブルスタンダードのダの字もない!米国のスパイ?ハーバードですから当然。外務省の士大夫であり全て国費・税金と米国の奨学金で洗脳されている?太平洋戦争の生き残りの息子…総玉砕の末裔・当然ですが。米国に逆らえば小鳩政権の二の舞!自覚がない。。?の。大和は玉砕から奴隷で半世紀…沖縄論議は不毛。。玉砕無条件降伏を理解していない。日本の歴史が終わるまでそれなんです。。先人の妄想は末裔まで…?誰か神風を吹かせろ2010/06/24

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