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内容説明
デュパンは名門の出だが、不幸が重なり、パリ郊外の廃屋で貧乏暮らしをしている。彼はたいへんな読書家で、なんでも知っていて、びっくりするくらい想像力があったから、知り合いの警視総監からしばしば事件の調査を依頼されていた。本書には、デュパンの名推理が光る『モルグ街の怪事件』『マリー・ロジェのなぞ』『盗まれた手紙』の三編を収録。世紀の名探偵の活躍を、親しみやすい文章とさし絵で贈るシリーズ、第1巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
12
《私-図書館》デュパンの存在は知っていたが、読んだことなかった。エドガー・アラン・ポーの存在は、知ってたが、ほとんど読んでなかった。2021/08/02
ヨムヨム
1
イラストにひかれて読みました。原作は昔読んだ事があります。 おおむね原作通りだけどジュニア向けという事で表現は一部削除やマイルドなものへ。 冒頭の人物紹介のレスパネエ夫人の娘にエステルとあったけどこれはマリーロジェの謎のマリーの母の名と同じなので多分間違いだと思う。原作だとカミーユだったので 2024/03/08
yosi
0
ミステリーの始祖と呼ばれるデュパンソン三作品。トリックと呼べるものはなく犯人もオランウータンだったりで、正直肩スカシ感が否めないんだけど、訳者あとがきのとおり「ものの考え方」を実感するにはいい作品だったと思う。特にマリーロジェを新聞記事を理詰めで解釈していくのは現代にも活きる技術だと感じた。ただ、この本を最初に読んだ少年少女はもうミステリを手に取ってくれなくなるんじゃないだろうか。2022/07/17
h_hukuro
0
「小学校高学年から」とありますが、活字が大きく老眼に優しくて助かります。実は「モルグ街の殺人」(この本では「モルグ街の怪事件」)は初めて読んだのですが、あの犯人はズルいなと思います。2021/05/23