「買収起業」完全マニュアル

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「買収起業」完全マニュアル

  • ISBN:9784408339764

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内容説明

【監修者・神田昌典氏からのメッセージ】
●あなたは「リッチ」か、それとも「キング」か?

ベンチャーの創業者には、2つのタイプがある。
ハーバードビジネススクールのノーム・ワッサーマン教授によれば、「リッチ」と「キング」だ。
リッチとは、外部から資本を調達し、自らの経営コントロールは手放し、富の最大化を目指すタイプ。上場を目指すベンチャー経営者は、リッチである。
キングとは、富の最大化よりも、自らの事業に対する経営コントロールを維持し続けるタイプ。地域や分野の雄を目指すオーナー経営者は、キングである。

今、あなたがベンチャーを創業するとしたら、リッチvsキングの、どちらを目指すだろうか?

もし、あなたが「富もコントロールも、どちらも欲しい」という野心家なら、本書の翻訳を待った甲斐がある。なぜなら本書は、まさに、その第3の道 ― 「買収起業家」になるために必要な全プロセスを公開する、稀有な実務書であるからだ。

このように本書では、買収前の候補先選定から、交渉プロセス、買収後の統合戦略に至るまでの、全ノウハウが凝縮され解説されている。

「米国のノウハウだから、日本に応用する際には、だいぶ勝手が違うのでは?」と訝しんだが、実際に読みはじめると、不安は一掃された。「買収後の初日は、経営者は率先して、会社を既存社員たちと掃除をすることからはじめるべき」などの、日本と共通する経営ヒントに溢れているので、頁をめくりはじめれば、あたかも企業買収の現場にいるかのような臨場感とともに、一気に読めてしまうだろう。

神田昌典、ヒューレックス株式会社、事業承継推進機構株式会社日本語版監修。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Coders

2
0円や300万円でサラリーマンが会社を買って自分のスキルを活かし経営すれば楽勝みたいな本とは少し違う視点。 日米の経営者のマインドの差は当然あるが、日本のオーナー経営者は自社の売却をプラス思考の出口戦略にするには至っていないと思う。結局のところ販売不振、資金難、後継者不在等の負の連鎖の中でやむを得ず決断するケースが多いのではないか。現にほぼ0円で買った会社に1年で1千万円以上の追加投資をした例もある。「安物買いの銭失い」とは本当にすばらしい格言。 2024/12/22

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