ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 三時間の導線 上

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ハヤカワ・ミステリ文庫
三時間の導線 上

  • ISBN:9784151821615

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内容説明

死体が一体多い──ストックホルムの遺体安置所で発見された「あるはずのない」男の死体。記録はなく、アフリカ出身と思われる以外、素性は知れない。調査を始めたグレーンス警部だったが、さらに身元不明の女性の亡骸が安置所に出現。その謎を追う捜査陣はあまりに凄惨な光景を目撃する。そしてその場に残された指紋から割り出された人物の名前は……。傑作『三分間の空隙』に続く〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

87
病院の遺体が勝手に増える。その謎は宙ぶらりんなまま、舞台はアフリカが中心に。そして、またもピート、君なのか。君を幸せにする女を選んでくれ。2023/12/23

のぶ

81
まだ上巻を読む限りだが、ルースルンドの話はテンポが良いですね。どんどん読み進められます。いつも共著者だったベリエ・ヘルストレムはガンで逝去されていたのですね。ご冥福をお祈りします。さて物語だが、冒頭で主人公の、グレーンスが病院の遺体安置所で、記録より一体多い死体を発見するところから始まる。さらにもう一体女性の死体があるのを見つける。身元はアフリカにある事を突きとめ、ニジェールに飛んだ。そこにはかつて関係のあったある男がいた。上巻での舞台はアフリカが中心になる。この先どうなるのか?感想は下巻で。2021/05/06

ずっきん

76
グレーンス警部シリーズは、三秒と三分しか読んでいないので、これがシリーズ本来の持ち味なのかなと思う。グレーンス警部いいじゃーん♪ ピートとのタッグも三作目なので、するする進行する上巻。2021/08/09

GAKU

52
『三秒間の死角』、『三分間の空隙』に続く、グレーンス警部、潜入捜査員ピート・ホフマンによる、シリーズ3作目。前作でもう二度と危険な潜入捜査には関わらないと妻に誓ったピート。しかしグレーンス警部の依頼により、またしても危険な組織に潜入することに。と、上巻はここまで。これからどのような展開になるのか?期待しつつ下巻へ行きます。 2021/05/26

icchiy

30
三分間の空隙から引き続き。上巻は一日で読了。それほど面白い! 次から次へと判明する事実。ピートホフマンももちろん絡んで、またかよー状態。ダイハードのジョンマクレーンばりに同じ状況へ。お約束な厳しい展開。今回はアフリカの難民問題を絡めての闇な物語。展開早し。2024/03/21

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