内容説明
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国立競技場や高輪ゲートウェイ駅、角川武蔵野ミュージアムなどを次々とデザインし、時の建築家となった隈研吾氏。若いころから多作で、これまで手掛けてきた建築のジャンルは多岐にわたります。
本書では、そのうち国内で見ておくべき建築50件を抜粋。“隈建築”はどのようにして進化を遂げたのか、それぞれの面白さをキーワードで分類し、イラスト豊富な図鑑形式で紹介します。建物それぞれについては、デザイン面や技術面での専門的な解説を加えました。巻頭、巻末には隈氏本人のロングインタビューも収録。旅先のガイドブックとしても、建築実用本としても楽しめる一冊です。
目次
■インタビュー 隈研吾を変えた10の建築(前編)
「M2」がトラウマになり「埋めればいい」と考えた時期も
■Part1 サービス精神表れる「びっくり系」
M2(現・東京メモリードホール)、水/ガラス(現・ATAMI 海峯楼)、石の美術館、国立競技場など
■Part2 物語に引き込む「しっとり系」
那珂川町馬頭広重美術館、村井正誠記念美術館、根津美術館、明治神宮ミュージアムなど
■Part3 日常を楽しくする「ふんわり系」
ちょっ蔵広場、アオーレ長岡、高輪ゲートウェイ駅、Snow Peak LAND STATION HAKUBAなど
■Part4 外観の主張を消す「ひっそり系」
亀老山展望台、伝統芸能伝承館「森舞台」、東京ミッドタウン サントリー美術館、GINZA KABUKIZAなど
■インタビュー 隈研吾を変えた10の建築(後編)
雑誌には載らなくても「1つ足す」ことで達成感がある