隈研吾建築図鑑

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隈研吾建築図鑑

  • 著者名:宮沢洋【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 日経BP(2021/05発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296108855

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

国立競技場や高輪ゲートウェイ駅、角川武蔵野ミュージアムなどを次々とデザインし、時の建築家となった隈研吾氏。若いころから多作で、これまで手掛けてきた建築のジャンルは多岐にわたります。

本書では、そのうち国内で見ておくべき建築50件を抜粋。“隈建築”はどのようにして進化を遂げたのか、それぞれの面白さをキーワードで分類し、イラスト豊富な図鑑形式で紹介します。建物それぞれについては、デザイン面や技術面での専門的な解説を加えました。巻頭、巻末には隈氏本人のロングインタビューも収録。旅先のガイドブックとしても、建築実用本としても楽しめる一冊です。

目次

■インタビュー 隈研吾を変えた10の建築(前編)
「M2」がトラウマになり「埋めればいい」と考えた時期も

■Part1 サービス精神表れる「びっくり系」
M2(現・東京メモリードホール)、水/ガラス(現・ATAMI 海峯楼)、石の美術館、国立競技場など

■Part2 物語に引き込む「しっとり系」
那珂川町馬頭広重美術館、村井正誠記念美術館、根津美術館、明治神宮ミュージアムなど

■Part3 日常を楽しくする「ふんわり系」
ちょっ蔵広場、アオーレ長岡、高輪ゲートウェイ駅、Snow Peak LAND STATION HAKUBAなど

■Part4 外観の主張を消す「ひっそり系」
亀老山展望台、伝統芸能伝承館「森舞台」、東京ミッドタウン サントリー美術館、GINZA KABUKIZAなど

■インタビュー 隈研吾を変えた10の建築(後編)
雑誌には載らなくても「1つ足す」ことで達成感がある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

97
国立競技場や村上春樹ライブラリーなど隈研吾の建築が都心の至る所に見られるが、1991年M2のポストモダン期の建築以降約10年間依頼がなかった時期があったとは意外。2000年の石の美術館が転機となったらしい。元建築専門雑誌記者の著者のイラストと写真が多く、50件の建築を「びっくり系」「しっとり系」「ふんわり系」「ひっそり系」の4つに分け、進化図にしていて分かりやすい。安藤忠雄のような巨匠ではなく、独自の美学を持つ名人性を強く感じるという著者のコメントが理解できる。この本を片手に建築と美術を楽しむ旅ができるな2022/04/16

shiho♪

32
国立競技場、GINZA KABUKIZA、高輪ゲートウェイ駅、ところざわサクラタウン(角川武蔵野ミュージアムに行ってみたい❗️)…ここ10年のうちに一躍クールジャパンを代表する建築家として活躍する隈研吾氏の建築をまるっと紹介。 隈さんの建築を4タイプ(びっくり系、しっとり系、ふんわり系、ひっそり系)に分けて解説されている。木材や竹材を大胆にあしらい、観るものを驚かせる。私の住む地区には隈さんの建築が少なく、今は本書でしか見ることができないのが残念。ぜひ訪れて建築が醸し出す空間も味わってみたい。2021/06/11

Tadashi_N

26
やっぱりM2で干されたことは影響があった。近年は木の使い方が良い感じ。2021/10/08

しーふぉ

20
やはり日本人は木で作られた建築に馴染みがあり落ち着く気がします。隈研吾の建築はそれ自体が観光資源となっているイメージ。2024/06/30

しーふぉ

18
索引に載っている建物は13個訪問済みでした。高尾山口駅とか根津美術館とか知らないで見ていた所もいくつか。銀山温泉、檮原、森舞台など行ってみたい場所もいくつも発見出来ました。いつか行ってみたい。2021/09/11

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