光文社文庫 鬼

著者名：西村寿行

光文社（2021/05発売）

• ISBN：9784334710958

内容説明

人に巣くった醜心、醜男、醜類。平安の世、文徳天皇の女御・藤原明子は鬼の気に取り憑かれた。悪霊退散の大修法も効果なく、遂に女御は凌辱されてしまった……。京都洛北で、乳房と性器を深く抉りとれられた女性の全裸死体が発見された！　平安の世と現代を巧みにフラッシュバックさせた長編伝奇の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[慎吾]

人間の心には鬼が住んでおり、不図したタイミングでそれが表に現れることもあるんだなーと思った。そして西村寿行の話らしく犬活躍しすぎ。

2015/02/10