出版社内容情報
「ドクター・ソフィアのような医師に診てもらえる患者さんは何と幸せだろう」手嶋龍一(作家、外交ジャーナリスト)
石川県小松市で「すべてを患者さんのために」という思いで病院を設立した現役生活55年の消化器内科医である著者が半生を振り返りながら、自身ががんになって感じたこと、若い医師たちに伝えたいことを語る。
「自分ががんになって、患者さんは何を考え、何を欲し、どんな不安を抱えているのか、手に取るように理解できるようになりました」(本文より)
内容説明
現役生活50余年!の医師による魂の提言。
目次
第1部 小松ソフィア病院への道(がんになって;わが町小松;下宿生活の学生時代;金沢大学医局時代、そして再び東京へ;金沢大学に復帰し、日本で最初期のインターフェロンを投与 ほか)
第2部 ドクター・ソフィアから次世代への伝言(「狐狸庵先生」との出会い;哀しき思い出;心の友たち、わが交遊録;篠笛とパステル画;好きな言葉、歌、食 ほか)
著者等紹介
加登康洋[カトウヤスヒロ]
医療法人社団愛康会理事長。1942年8月2日、石川県小松市生まれ。日本大学医学部卒。67年、金沢大学医学部附属病院第一内科に入局。74年、金沢大学医学部で医学博士取得。78年、ロンドン大学ロイヤルフリー病院に留学。87年、父が開業した加登病院(小松市)の2代目院長に就任。88年、作家の遠藤周作氏と雑誌の対談を通じ知遇を得、長らく主治医を務め、インドをはじめ遠藤氏の取材旅行にも同行する。2002年、石川県医師会理事就任。12年、金沢大学第一内科同窓会会長就任。13年8月、小松ソフィア病院開設。19年、金沢大学内科の再編に伴い初代の金沢大学消化器内科同窓会会長に就任。20年5月、金沢市にソフィア内科クリニック、ソフィアひふ科クリニック開設。趣味は美食、篠笛、パステル画、宝塚観劇など幅広く、金沢と京都の花街をこよなく愛する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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