内容説明
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全ての悲しみ、苦しみから解き放たれる。
人は本当に辛いとき、救われる言葉を捜し求めている――、詩人・浜文子は、自ら死と向き合ったとき、言葉の持つ大きな力を感じ、ほとばしるほどの言葉の渦に身を投じ、奮い立たされたという。長年、育児、教育、妊産婦、介護の現場に赴き、人の生死病労に向き合い、独自の視点で執筆活動を続け、常に自分の思いを言葉にして発信を続け、自らだけでなく、多くの人を救ってきた。人は豊かになり、便利なものを追い続け物質的に豊かな生活を望んできたが、自ら悩み悲しみと向き合う力を失ってきてしまったと肌で感じるという。問題に突き当たれば、手っ取り早く専門書を開き、カウンセラーの扉を叩く。本当に救われる力とは、涙の底から湧き出る力しかないのだが。泣きたい人、苦しんでいる人、悲しい人、困っている人、悩んでいる人、憎んでいる人、叫びたい人、許したい人、詫びたい人、眠れない人、死にたい人、生きたい人、願いのある人・・・すべての人に贈る究極の救われ本。ほかの癒し本は、もういらない。本書だけが、自己を見つめ、心と向き合い、涙し、何度でも立ち上がって前に進もうとする力が芽生え、気付かぬうちに人間の本来の心が育っていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
55
言葉に血が通うという表現を久しぶりに思い出した。毎日多くのお客様に接する仕事をしていて感じることがある。人は、歳を重ねながら、意識せずに、二つの道のどちらかを選んでいるのだと。一つ目の道を選んだ人は、自分の人生を呪い、いつも不平不満を抱え、他人に八つ当たりをする。もう一つの道を選んだ人は、自分の人生を恨まず、悲しみのどん底を味わってもなお他人に笑顔を向けられる。ともすれば、私も一つ目の道を行きそうになる。その度にこの本を取り出して読み返そうと思う。2023/09/09
ルル
13
読み手をいやしに導いてくれます2019/03/03
きたむ
2
いい感じ。それぞれの状況で読み直すとまたヒットするとこが違ってきそう。2016/10/18
T@S
1
人生につまづいたり、転んだりして なかなか痛みがひかない時によく読み返します。2013/03/19
ちゃちゃマリ
1
素敵な言葉ばかりでした。 日々の生活で、なにか不満を持った時、何かに対して信じられなくなった時、 自分がイヤになった時・・・そんな時、この本を開いたら、救われる気がします。 「言葉」の力は絶大デス(^_-)-☆2012/10/10