内容説明
本物の元校長先生が書いた、子ども向けの不思議なお話
◆内容紹介
ぼくが通う阿武寺小学校では、月に二回、土曜日に学習会がある。
ぼくと幼馴染み三人が選んだのは、校長先生の「ちょっとこわくてふしぎな話」の講座だ。
勉強じゃなくてこわい話をしてくれるなんて、かわった校長先生だよね。
こわいけどかわいそうだったり、面白いのに不思議だったり、校長先生の話が毎回楽しみなんだ!
◆もくじ
第一話 顔
第二話 アレルギー
第三話 おでき
第四話 行方不明者
第五話 絶滅危惧種
第六話 花の命
第七話 幽霊
第八話 夜の散歩者
追話 うら盆
◆保護者のみな様へ
本書では、校長先生のふしぎな話を聞きながら「なぜそんな現象が起こったのか」「原因は何だったんだろう」?と子どもたちがグループで話し合いをしながら考えます。
きっと子どもたちも本書を読みながら「こういうことかな?」と考えながら読んでくれるでしょう。不思議な話を楽しみながら、推論する力を身につけることができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
8
校長先生が怖い話を聞かせてくれる土曜講座。但し一方的なただの怪談話ではなく、途中途中でグループで考える時間が設けられる。どうしてそういう現象が起こったのか、それぞれに考えさせる。教育者として、これまでの学校生活での後悔なども織り交ぜ、校長先生らしくまとめつつ疑問も残してくれる。新感覚だった。2024/05/04
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
6
阿武寺小学校に通う僕たちは、月に2回行われる特別講義に参加していた。それは、校長先生が語る「ちょっとこわくてふしぎな話」を聞く講義だ。他にも色々な講義があったけど、これが一番楽しそうだったんだ! *** 本屋で児童書を物色していた際、裏表紙の牛鬼に惹かれて購入。学校の校長先生が講義で子供たちに怖くて不思議な話を語るというコンセプトのこちらの本。2022/05/29