角川文庫<br> 向島・箱屋の新吉 梅若の涙雨

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角川文庫
向島・箱屋の新吉 梅若の涙雨

  • 著者名:小杉健治【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2021/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041110744

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内容説明

向島で箱屋をしている新吉は、木母寺の梅若塚で見た女の涙が気になった。女衒に売った娘の行方を捜しているという。そこで、元船頭の茂助とともに、協力する。一方、新吉の過去の真相が明らかに…!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

74
読み応えのあり、時代劇と推理小説が一緒になった…。シリーズ3作目。字の大きさは…中。妖艶な向島芸者お葉の「箱屋の新吉」の人情物語です。此度は、取手からおさんが、5年前に女衒・蓑助に売った娘・おさわに会いたさに江戸へ出てきた。それを聞いた新吉が、おさわを探し出すと大名家の姫君となって輿入れする運びとなっているが…。今作は、時代劇と推理小説が一緒になって新吉の過去と、おさわをめぐり蓑助が殺された謎を解く物語となっています。🌿続く→2021/07/27

とし

72
向島・箱屋の新吉「梅若の涙雨」 3巻。新吉さん、時はかかったけれど、小紫のとの関わりに区切りをつけたのかな?2021/08/28

真理そら

55
小紫の件について新吉の中で一つの決着がついた。今後はどうなっていくんだろう。向島のしっとりとした雰囲気が好きなので続いてほしいシリーズだ。2021/04/26

陽ちゃん

5
シリーズ3作目。新吉が漸く小紫とのことに区切りをつけた巻でした。これから、お葉との関係がどう変わっていくのか、楽しみです。2021/07/09

アニータ

4
面白かった。 新吉は侍言葉と箱屋稼業の言葉を上手に使い分けてるなあ2021/07/09

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