内容説明
夫はなぜ家事を「手伝う」と怒られるのか、妻はなぜ夫が「手伝う」とイライラするのか。家事のトラブルをなくす解決策を提案する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
42
【家事は女のすることだと高をくくってはいられない時代に、私達は生きている】イラっとさせるNGワードなどの紹介、具体的に家事の分担を進める上で意識したいノウハウなどを提示しつつ、夫の言い分、妻の言い分、外国の事例なども参考に、円滑な家事シェアについて考えた新書。<家事を愛情の表現ではなく、生活に必要な技術と捉え、完璧ではなくても家事をこなし、シェアしながら夫婦間、あるいは家族間でコミュニケーションしながら家事を楽しむにはどうしたらよいかについても、あわせて考えたい>。これが表題の問い掛けへの回答になるか。⇒2022/12/04
HMax
32
黒川さんの本で妻の心理は分かったつもりでしたが、この本の怒られる夫、そのままの自分にまたガックリ。結局、弟子の私は親方「妻」の基準に到達せず、首となり、全部妻がやってます。子供も首です。子供の場合は「あとで」が主原因ですが。次の機会があれば、作業工程を絶対見せないようにしてやってみます。 あとは言われる前にやるを実践します。2023/06/19
NORI
19
奥さんにグチグチ言われている世の夫達が、コソコソ読んでいるのかと思ったら何だか微笑ましくなってきたので、自分も仲間入りしてみた。 こういう問題は、子育てや仕事に共通している部分が多い。本書はビジネスパーソンである夫達を念頭に「業務上のスキルアップや人材育成」と「家事のスキルアップや妻との関係性」を対比させながら、普段仕事で使っているスキルを家庭に持ち込んで応用することで、妻に文句を言われない水準の家事へと導いていく。全体的に論理的な表現を用いることで、理屈っぽい男性陣をガチで説得しにかかっている。2024/08/21
おーね
7
妻の指示を会社の仕事として落とし込んでみる視点はわかり易いかも。育った環境が違うもの同士、当たり前がそれぞれだと理解するまでが大変ですよね。2021/11/06
sk
6
家事の「手伝い」から「共同経営者」へ。家事は経験がものを言う。円満な夫婦関係のヒント。2021/07/27
-
- 電子書籍
- 小説 野性時代 第231号 2023年…