内容説明
学生数16,000人を突破! オンライン教育が当たり前の時代になった現在、N高はさらなる進化を日々遂げている。「第2のN高」となるS高、世界初のアバター技術を使用したVR授業・・・。N高の現在とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
37
コロナ禍では素晴らしいN高校のしくみ(11頁~)。20年3月1日から3ヶ月、オンライン学習アプリN予備校を無料開放したからに他ならない(13頁)。自由でフラットな新しい高校(60頁)。通信制高校では、同級生が同年齢とは限らない(88頁)。133頁の村上ファンドは残念ながら、評価はできにくい。150頁の人選はビミョー。公立高校の公務員の座をなげうって、N高教員に来る人もいることはいるらしい(176頁)。徹底的な分業で、ブラック化を回避している(178頁)。2021/09/15
まゆまゆ
12
VR入学式の印象が強烈だったN高は、もはや単なるネットの通信制高校ではなく、積極的に選ばれる高校へと変貌しており、このコロナ禍によって、ますます注目度が増している。もう少しで全高校生の1割が在学する、というところまで来ている、とは驚き。2021/07/02
ナポリノロク
2
ムスコの進学を考える参考に。2023/12/29
taverna77
2
崎谷実穂さんのN高ルポ続編。5年でずいぶん大きくなったN/S高の進化の過程がよく分かる。群馬の桐生の廃校跡を購入したニュースは第三のアルファベット高への布石とも言われる。この本の中で初めて知ったこと。①多摩科学技術からの転校生の話(P109)②投資部顧問村上世彰さんの増額の基準(P137)③完全にギアが変わった感じ=紀平選手(P161)④担当者がいないなら採用しようという企業の発想が成功の理由(P199)⑤教育機会確保法の徹底通知2019年10月(P242)⑥N中等部の在籍数961人(P250)などなど。2022/02/12