語りと教育の近代史 - 児童文化の歴史から現代の教育を問い直す

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語りと教育の近代史 - 児童文化の歴史から現代の教育を問い直す

  • 著者名:松山鮎子
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 大学教育出版(2021/04発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866920979

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内容説明

近代社会に特有な語り聞かせの実践である口演(こうえん)童話。
当時の資料をもとに、語り手の教師と聞き手の子どもの様子からその歴史を描き出す。
物語を語る行為と教育の豊かな関係を解明する書。

目次

序 章 「語りと教育の近代史」を始めるにあたって

第1章  語り聞かせにおける大人と子どもの関係性─「おはなし」の実践を事例として─

第2章  声の文化としての昔話の性質

第3章  草創期の口演童話の理論的特徴─ 巌谷小波の教育思想における「お伽噺」─

第4章  口演童話の大衆性と教育性─ 久留島武彦の「童話術」と岸辺福雄の「お伽噺仕方」─

第5章  昭和初期の口演童話における教育者と子どもの関係─ 松美佐雄の「動的」概念を手がかりに─

第6章  須藤克三の戦前教育活動における創作童話の語り聞かせ─ その思想と論理―

第7章 「語り」の形式が生み出す教育の可能性

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