内容説明
20世紀、ファッションは何をなし遂げたのか。どう発展し、社会や身体とかかわってきたのか、その創造性を問う、まったく新しいファッション文化史。ポワレからマルジェラまで10人を取り上げ考察する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
なじみのない文化史でしたがオートクチュールから始まり時代にあわせて、時には時代を牽引しながら変化していった歴史がよくわかりました。2022/01/10
さいもん
1
今ある中で一番面白い服飾史の本。中世〜近代の服飾の本はたくさんあるけど、20世紀ファッション史についてここまでまとまった本はほとんどない。シャネルやディオール、川久保玲、マルジェラとか、いま偉大と言われているデザイナーがなぜ偉大なのかがわかる本。
中村
1
チャールズ・ワースとリーバイ・ストラウス並べるのか……! 第7章の肉体の延長としてのミニスカート、マクルーハン的に言うと身体を拡張するメディアとしてのミニスカートの話が良かった! おもしろい2022/08/12
ひじき
0
20世紀のファッション界を牽引した10人を核に、100年間のファッションのありかたがどう変化していったのかを追う本。20世紀の中にコルセットクリノリンの時代があったのから驚くけど、技術や生産方法の変化、ファッションに対する姿勢の変化、社会の変化がめまぐるしい。どのデザイナーももちろん有能なんだけど、無からすばらしいものを作り出したというより世の中のムーブメントをうまくとらえたり、世の中のしくみに疑問を呈したりすることで個性が発揮されるのだな。えてして作家を神聖視しがちだけど、それだけではないということ。2021/01/23
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