内容説明
いつかニュースで見た,あるいは海の向こうに住んでいる,私たちからは遠い,「勇敢な」人たち….でも,テレビでは聞こえなかった,葛藤を語る彼らの赤裸々な声は,私たちの心にも突き刺さる.勇気ってどういうこと?もしかして意外と身近なこと?自分ととことん向き合った彼らの話を聞いて,いま,勇気を考えてみませんか.
目次
はじめに┴1 自分に正直に 野口健さん┴2 過ちと向き合って 山本譲司さん┴3 柔軟に考える 蓮池透さん┴4 信念をつらぬく 仙波敏郎さん┴5 「命」にこだわって 高遠菜穂子さん┴6 暴力を止める声 イスラエルの人びと┴おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
31
自分を知る、自分を見つめるためには勇気が必要だと感じ、手に取りました。自分に従うのは、それだけでは勇気とはいえず世界の中で生きる自分、その狭間での神意、自分の良心や善意が利己とぶつかった時に良心に従うことだと思います。自分の中に義をもち、それを指針とする。たとえそこに痛みがあっても、です。2025/01/16
著者の生き様を学ぶ庵さん
30
子供が借りてきた本。有名な江川紹子さんが勇気ある6名を取り上げていますが、いずれも真似のできない大変な人生です。子供に真似されてもなあ、複雑な心境。2016/07/24
しゅわっち
19
ちょっとショッキングな本でした。著者は、既存メディアが大切な事を報道しない事に憤りを感じてるようにも思えた。この本で何が正しいかを考えさせられる。何か疑問に思つた事を流されないで考える必要性を説いている。記者クラブという名の基に談合をする場になっているように思う。組織を批判できないメディアがあるだけに思う。電波ーオークションなどで既存メディアがなくなるのも時間の問題なのかも知れない。2020/09/27
Squirrel
13
図書館から。生活を一変する、命にかかわる、周りからのバッシングなどを覚悟してのさまざまな勇気。小説の中に隠れているメッセージではなくて、野口健さん、山本譲司さん、蓮池透さん、仙波敏郎さん、高遠菜穂子さんの体験なので、ダイレクトに伝わってきます。当時のことはざっくりとしか知らなかったけれど、子ども向けに書かれている本書を読むことでよくわかりました。特に高遠さんのところでは涙が出そうになりました。海外からはイスラエルの人々。パレスチナとの関係もわかりやすく書かれてました。(続く)2012/06/15
ほっそ
12
一番知らなかったのが、イスラエルの人々のことでした。この国にも兵役拒否をしたり、パレスチナの人々と交流している方がいるとは・・・ずっと一枚岩だと思ってたけど、世の中そう単純ではないはず。いつの時代も「少数派」はつらいけど、自分の意志を貫くのは、勇気がいることです2010/06/21
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