大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?

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大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?

  • ISBN:9784295201199

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内容説明

【『母がしんどい』の著者がおくる、令和の共働きエンターテインメント!】

丸山ふさ子・40歳。フリーランスのデザイナー。2人の子どもがいます。出産後ワンオペで育児担当をしてきた彼女は、ある日夫の転職を期に家計の7割以上を担う「大黒柱妻」になる。ずっと封印してきた仕事欲を爆発させていくうちに、自分が絶対になりたくなかった「昭和のお父さん」になっていくことに気づくのだけどーー。『母がしんどい』『キレる私をやめたい』の著者が送る、令和時代の共働き漫画! 累計100万PVを記録した、Webメディアcakesの大人気連載、待望の書籍化。

夫と妻の立場逆転から見えてくる、
「女性が家事育児する」が前提の社会ーー。
最適解はどこにある?

■第1章 ワンオペ妻、大黒柱妻になる
■第2章 妻からの抗議は、なんと夫にとっては快適だった?!
■第3章 頼まれてないのに家事をする女「別に頼んでない」という男
■第4章 私が大黒柱になった理由
■第5章 家事分担なんてヌルいこと言ってられない!
■第6章 大事なものってなんだろう

〈著者プロフィール〉
田房永子(たぶさ・えいこ)
1978年東京都生まれ。2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞(青林工藝舎)。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を2012年に刊行、ベストセラーとなる。ほかの主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『キレる私をやめたい』(竹書房)、『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』(河出書房新社)、『しんどい母から逃げる!!』(小学館)、『男社会がしんどい』(竹書房)などがある。漫画以外にも『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)などのエッセイ作品も手がける。これまでは主人公を「エイコ」とし自らの体験を描いてきたが、今回初めて架空の人物を主人公とするフィクション作品に挑戦した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

5
夫婦とも仕事(というか稼ぐこと)は人生において大きな割合を占めていて、子が生まれた後も夫婦間のパワーバランスみたいなものを維持するためには稼がなきゃと思って頑張る妻、家計の半分は妻が支えることになって自分が全てを背負わなければという気持ちから解放され、家事や育児を引き受ける働き方に変えた夫の日常。私は大黒柱かつワンオペでどうにかやっているけれど、一歩間違うと「昭和の親父」にはなるだろうなと思い事しきりであった。2023/06/25

むさみか

5
妻がいままでずっと封印してきた 仕事への欲を爆発させていくうちに 自分が絶対なりたくなかった 昭和のお父さんの態度をとってしまうんです このコミックの新しい着眼点は 相手の気持ちが分かっているつもりでも 立場が変わると つい自分のいいように 考えてしまうということ 性別じゃないんですね 2021/09/10

mame

4
夫も妻も、逆の立場で苦しかったはずなのに。思いやりと余裕のない夫婦だなという印象(広)2023/05/31

3
フィクションらしいが、おもしろかった。家事をするか世界ランキング先進国の中でもダントツの最下位日本男性。男尊女卑&女が家事育児をすりこんでるのは世の中。まだまだきつい。それが逆となると?続編につづくらしい。でもやっぱり家のことは両方で協力するのが夫婦かな。2023/11/27

名前氏

2
私は子供産む気もなければ結婚もしておらず、障害者雇用のパートでしか働いていないので収入も低く、主人公とは全く立場が違うけれど、思考実験というか、別の立場に置かれた人がどう考えるようになるか追体験しているようで面白かった。 基本的に日本は子供を産めと言うだけで、子供を育てられるようにできている社会ではないということもよくわかった。 主人公たちはめちゃくちゃ工夫してやってくんだろうけど、正直個人の努力では無理ゲーのような気もする。2022/08/06

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