岩波ブックレット<br> 性について語ろう - 子どもと一緒に考える

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岩波ブックレット
性について語ろう - 子どもと一緒に考える

  • 著者名:池上千寿子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 岩波書店(2021/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784002708720

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内容説明

性について語るなんて恥ずかしい? でも,そもそも性ってなんだろう? 性別のこと? セックスのこと? 性とは,人が生きることそのもの! この本では,思春期の悩みから多様な性のありようまで,「いのちと自尊感情」をキーワードに,基本的な理解を育むためのヒントを提供する.豊かな人間関係を築いていくための性教育.

目次

はじめに┴第1章 生きてここにある、という不思議 いのちと自尊感情┴第2章 からだはすごい教科書だ からだについて┴第3章 ゆれうごく思春期 からだの悩み、こころの悩み┴第4章 こんなときどうする? 大人にしてほしい対応┴第5章 人と人とをつなぐ性 関係とコミュニケーション┴第6章 多様な性のありよう セクシュアリティについて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SK

5
216*自己肯定感を根底に性教育を語る。2019/08/12

ツキノ

5
ブックレット。毎日新聞の「恋活」で同世代の性教育についての特集で紹介されていた大島華奈さんが手にしていた本なので取り寄せてみた。「子どものために性の蓋をはずすことは、大人のあなたのためでもあります」に深く共感。500円でこの内容は素晴らしい。2013/10/26

たろーたん

1
人間の性器の仕組みはもともと同じで、妊娠八週以内は性器に性別はないみたい。この性器がそのまま発達すると卵巣、卵管、子宮、膣などの女性器ができる。ただそれだと皆が女児になってしまうので、発達の途中で卵巣になるものが精巣になり、女児ではクリトリスになる部分が大きくなってペニスになる。割れ目が縫い合わさって袋を作り、男児の性器ができあがるそうだ。割れ目が縫い合わさるので、中にあったおしっこの出口が塞がれ、ペニスの先に通すことになる。もともと人間は皆女児だったので乳首があるってのは、なるほどと思ったかも。2025/05/12

Miki Shimizu

1
親が子どもに話せるよう超具体的にこう聞かれたらこう答えるって例がたくさんあげられている。小さい子から高校生、大学生まで。わかりやすい。男は…女は…とわけない、人間は、命とはという感じがステキです。2014/01/10

くまごろう

1
いのちから始まって、からだから見た性の捉え方、思春期、大人の対応、性体験、多様な性・・・と述べられており、その中にジェンダー、社会的な規範へのとらわれ、異性愛以外の性愛の存在、性同一性障害のことなども触れられていて、薄い本なのに広くて驚きました。目指しているのは「子どもと一緒に」というところだけど、こういう性について教えられてこなかった大人が、子どもと一緒に、というのはとても勇気がいるのだろうなと思いました。まずは大人同士で語れるようになりたいものです。2013/07/25

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