(有)ミルキーワールド<br> 鬼畜のススメ1

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(有)ミルキーワールド
鬼畜のススメ1

  • 著者名:村崎百郎【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • BCCKS Distribution(2021/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784887183988

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内容説明

☆新表紙 帯文 京極夏彦
☆特典付録内容紹介(掲載順/敬称略)
○マンガ
「私の夫はある日突然殺された」森園みるく
○村崎百郎 元担当編集者座談会
清末弓乃/森園みるく/矢崎雅之/萬真理子/司会 マンタム

○ゴミ拾いインタビュー マンタム
○コメント
会田誠(美術家)
後迫直樹( ぶんか社 漫画グリム童話編集部編集長)
エミ・エレオノーラ(ミュージシャン/音楽芸者/舞台女優)
尾崎未央(ライター/記者)
春日武彦(精神科医)
香山リカ(精神科医)
木村重樹(編集者/文筆家)
京極夏彦(小説家)
黒田ゆな(姪)
小谷真理( SF &ファンタジー評論家)
多田遠志(ライター/司会者)
巽孝之(慶應義塾大学教授/アメリカ文学専攻)
都築響一(編集者)
中原昌也(音楽家/映画評論家/小説家/画家/イラストレーター)
萩尾望都(漫画家)
藤本由香里(漫画研究家/明治大学国際日本学部教授)
宮西計三(画家/ミュージシャン)
根本敬(特殊漫画家/幻の名盤解放同盟)

村崎百郎は他人のプライバシーを漁り、そこから捨てた人間の情報を元に妄想する。
夜な夜な真夜中の街を徘徊して妄想空間にアクセスし、あらゆる情報(妄想電波)をキャッチ&ハッキングしていた村崎百郎は闇のダストハンターでありサイコダイバー、そして、闇の電脳ハッカーと言えるだろう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なる

33
サブカルチャー界隈では伝説の人である村崎百郎。ゴミ漁りを日課としたそのレポートを中心とした作品である。無粋なことを言えば中の人はインテリ側の人間であるが、村崎百郎となった時にはシベリア生まれの中卒・工員としての立場でゴミ漁りをし、鬼畜系の生活を提唱している。刊行された15年ほど前はおそらくゴミ捨てもフリーダムでだからこそできた所業だったのかもしれない。今これを実行するのは難しい気がする。効率的なエリア・時間、警官への対策、といった下品な文章ながら実は良識もある。どうしようもない(褒めてます)。合掌。2022/02/14

10
ゴミの如き人間、自称ダストハンターの書くゴミ漁り本。サブカル臭がプンプンする文章はしょうもないのに読み進めてしまう情熱がある。人間嫌いのスタンスを押し出しながら物語ゴミ(ゴミから出てきた人様の日記)をしっかり楽しんでいる彼に人間味を感じる。強姦された女を拾って童謡を歌ってあげる話、好き。拾ったゴミの中に人間を入れるあたりが彼らしいというか。2016/03/13

澤水月

6
「あんたの魂はどこにある?そこに残飯の詰まったポリバケツはあるのか?」。96年、まだオウム事件覚めやらぬ文化界に切り込んだ初著作。人文思想系にもスカム系にも寄稿し「何者?!」感が高まっていた中、鮮烈だった。「ゴミ漁りを通じて鬼畜的な思考を身につけろ」…「鬼畜」の語感で見え辛いが彼が伝えたいのは突き詰めれば「やりたくない事は徹底的にやらない」思想の自由。強姦被害者を歌って慰め猫婆さんに思いを馳せ、弱者への眼差しは優しい。既成概念に縛られ悩む若者にエールを送る逆説的な含羞に満ちたモラルの書だった…2010/07/31

ほしの

3
百郎さんには、鬼畜であってそれでいてとっても優しい人だなぁって感想を抱いたぜえええ〜。いい本だったなあ〜2016/07/26

ガンジス川沐浴子

2
入手困難だったものが電子書籍化されて手に入るようになったので。 期待したわりに面白くなかった。 下劣なゴミ漁りを真面目に書いている本。主に下品なシモ話。 それ以上でもそれ以下でもないゴミ漁りとシモの妄想だけなので、それで一冊はきびしい。 ゴミの捨て方について考えさせられた。2021/03/01

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