幻冬舎文庫<br> われら滅亡地球学クラブ

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幻冬舎文庫
われら滅亡地球学クラブ

  • 著者名:向井湘吾【著】
  • 価格 ¥784(本体¥713)
  • 幻冬舎(2021/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344430822

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内容説明

地球が滅ぶまで110日。教師は次々失踪し、授業は自習ばかり。そんな中で、今しかできない何かを見つけ実行する。それが、「滅亡地球学クラブ」。部員は自由奔放な部長・玉華、彼女を静かに見守る碧、クールでマイペースな刹那の3人だけ。哲学好きの新入生を勧誘するも断られ......。大人になれない。夢も叶わない。それでも、僕らは明日を諦めない!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミヤビ

30
地球が110日後に滅ぶ世界で、「滅亡地球学クラブ」の4人は今しかできない何かを見つけ実行していく。 コロナ禍ということもあって、本書で書かれていた暴動などは他人事ではないなと感じた。山小屋をカメラに改造したり、天体観測、世界暴動が始まった頃からの歴史をまとめるなど、活動は一見楽しそうだが、もう少しで死ぬという事実を頭の片隅に置きながら活動するなんて、私だったらそれどころじゃないし怖くて泣きじゃくってしまうだろうから、その気持ちを押し切ってまで今を精一杯楽しもうとする姿勢は絶対に真似できないだろうな。2021/07/03

紅香

25
地球が滅ぶまで110日。。滅ぶからこそ、今しかできないことを探究する『滅亡地球学クラブ』を立ち上げる。。奇しくもその滅亡の要因。地球に衝突する星の名前が妖星デルタ。まるで何かの暗示みたいな。。暴動。飛び交うデマ。職場放棄。繋がってないライフライン。ほぼ壊滅的な政府。世界同時の危機を味わっているのは同じ。先の見えない不安。叩きつけられたデッドライン。それでも前に進んで、自分の選択した生き方で自分を好きになって全うしようとそれぞれが思うところに共感した。2021/09/20

稲荷

24
人生の時間に限りがあることを突きつけられた少年達が、残りをどうするか、何を思うかがよく描かれていたと思う。そして、どんな時も日常が一番大切でかけがいのないものなのかもしれないと感じた。2021/07/07

アオイ

13
ある日突然この地続きの日常が終わり、地球滅亡の宣告がなされ未来が閉ざされてしまったら。あるはずの未来が消えることは計り知れない恐怖であり、当たり前に明日を迎えることがひどく辛くなる。 各々が「なりたい自分」「自分らしい死に方」を手に入れるため、夢中で活動する生き様は輝かしく、短い日数ながらもそこに青春が詰まっていると感じた。 それぞれ歩む道は違えど、滅亡地球学クラブの一員であるという事実がみんなを力強くさせ、最後の瞬間まで自分らしくいられるはずだと思った。2021/06/06

にぃと

13
タイトル買い。が、想像してた以上に真面目でひたむきで爽やかな作品、という感じ。 地球滅亡まであと110日という中、今しかできない何かを探しもとめる「滅亡地球学」に取り組む若者たちの物語。滅びが決まってるが故に大人になることを許されない彼らの人生は、青春小説というにはちょっと重すぎる、かも?要所要所で描かれる荒廃した世界との対比も印象的。それぞれに家族への思いを抱えながら滅亡地球学を楽しみ、例え離れることになっても、それでも1日でも長く楽しんで生きていこうという物語にはなんだか感動した。 2021/05/22

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