内容説明
「ダメ!」「がまんしなさい」と叱るより心に届く言葉がある!“お母さん”も“子ども”もラクになる、魔法の習慣。
目次
序章 「がまんできる心」が子どもを伸ばす7つの理由
1章 子どもをやる気にさせる「がまん」、つらいだけの「がまん」
2章 「何でもほしがる子」が、みるみる変わりだす魔法
3章 “自分から”がまんを覚える、日常生活のヒント
4章 こんな言葉がけで、気持ちをコントロールできる子になる
5章 子どもの「がんばる心」をくすぐる、ちょっとしたひと言
6章 ケータイ、ゲーム、パソコン…との、上手な距離のとらせ方
7章 思春期を迎えた子には、どんな“伝え方”が効果的か
8章 親の「少しのがまん」で、親も子ももっとラクになる
終章 それでも、つい感情的になってしまうときには
著者等紹介
星一郎[ホシイチロウ]
心理セラピスト。1941年東京生まれ。東京学芸大学卒。都立梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員を経て、都立中部精神保健福祉センター勤務。その後、財団法人精神医学研究所兼務研究員、日本アドラー心理学会評議員などを歴任し、現在、子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表のほか、IP心理教育研究所所長を務める。専門は個人カウンセリング、個人心理療法、オーストリアの精神科医アドラー博士が提唱した「アドラー心理学」を取り入れた子育て論や子どもへの対処法には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
6
つらいことや不幸をただ耐え忍んでもいいことはない。我(自分)を大切にし、強く生きていくために「がまん」する意味がある。がまんの時間が「想像力」「創造力」を育てる。「本当にほしいもの」が見つけられる。「うれしい」という気持ちが倍増。ちょっとのがまんが「欲求」「衝動」を抑える。視野の広い子になる。ストレスに強い子になる。自信を持てるようになる。判断力を磨く。日々の生活を規則的にすることは、成り行き任せの暮らしでは身に付きにくい自己コントロール力が身につく。言い訳ではなく言い分を聞いてあげる。2016/08/08
オスイモノスキー
4
そういえば子供の「がまんできない!」に困った事があまり無い気がする、覚えて無いだけだろうけど。少なくとも5歳の今はがまんする事にあまり抵抗が無い様子。気になったのが言い訳をする子というところ、自分は出来なかった理由をしつこく聞いてしまう事で子供を追い詰めてるかも知れないとドキッとした。親の責任と親の役割、きちんと分けて考えて子供を構いすぎ無いようにしよう。子供を尊敬する気持ちを忘れてはいけない。子育てはオールオアナッシングではない。この本も含めてほどほどに聞いておけば良い。ふむふむ。2016/03/12
Hiroshi Kiso
3
アドラー心理学を学んでから再読するとまた発見がある。アドラー心理学では自分と他者の課題を分けている。子どもの課題に親が介入せずに見守ることが必要だ。子どもには子どもの人生があるので、子どもを信頼し、任せる。責任を取らせることが大事だと感じた。2012/06/06
たっつん
1
「がまん」とあきらめさせることは違う。がまんさせるなら、きちんと実現の可能性をみせることが必要。約束と命令の違い。約束はお互いに合意して初めて成立する。判断する、問題と向き合うのは子ども。自分で問題解決ができるように判断の仕方、扱い方を教えるのが親の役目。そして子どもを信頼して勇気づけるのも親の役目。「子どものため」という言葉が本当に子どものためなのか。自分のための言い訳になっていないか。親としての役割を見失わないようにしたい。2013/12/01
Yoko Oda
1
がまんする事を身につけるヒントになる本。大人になってからもがまんはついてまわるものですし、私たち親自身も我慢を知らずに育っている世代なので、参考になる事もありました。我慢≠諦め我慢強く、諦めない心を養っていきたい。2013/05/15
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