講談社タイガ<br> 叙述トリック短編集

個数:1
紙書籍版価格 ¥858
  • Kinoppy
  • Reader

講談社タイガ
叙述トリック短編集

  • ISBN:9784065230879

ファイル: /

内容説明

*注意! この短編集はすべての短編に叙述トリックが含まれています。騙されないよう、気をつけてお読みください。

本格ミステリ界の旗手が仕掛ける前代未聞の読者への挑戦状!

よく「叙述トリックはアンフェアだ」と言われてしまいます。これが叙述トリックというものの泣きどころです。
では、アンフェアにならずに叙述トリックを書く方法はないのでしょうか?
答えはノーです。最初に「この短編集はすべての話に叙述トリックが入っています」と断る。そうすれば皆、注意して読みますし、後出しではなくなります。
問題は「それで本当に読者を騙せるのか?」という点です。最初に「叙述トリックが入っています」と断ってしまったら、それ自体がすでに大胆なネタバレであり、読者は簡単に真相を見抜いてしまうのではないでしょうか?
そこに挑戦したのが本書です。果たして、この挑戦は無謀なのでしょうか? そうでもないのでしょうか?その答えは、皆様が本書の事件を解き明かせるかどうか、で決まります。(「読者への挑戦状」より一部抜粋)

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゆ

87
初読み作家さん。叙述トリックが入ってます!と宣言した短編集。「騙されないぞ」と挑んだんだ結果…2話目大学の写真部の話だけは見抜けましたが残りは完敗でした(^-^; 見事なミスリードに「ヤラれたね」と思う一方、事件の謎解き本体が強引なのはご愛敬(^_-)-☆ でも面白い趣向の本でした。ガッツに敬意!がんばれ、似鳥さ~んヽ(^o^)丿2021/05/27

ponpon

85
お気に入り著者の文庫新刊。叙述トリックばかりの短編集で、まずカバーと帯でニンマリ。叙述トリックは真相が明らかになった時のカタストロフィと再読を味わうと決めているので、穿った読み方はしなかったが、各編で真相が明かされる度に、目の前の世界が一変する楽しさを満喫。そして、最後にも大きな勘違いに気付き呆然。他の作家さんの小ネタも撒かれたりと、ガッツリとしたミステリーではなく、こんなカテゴリーもあるよという誘いなんだろう。脚注や後書きは著者らしさ全開です。因みに作中で登場する「海参」の正体にもビックリ。満足の一冊。2021/04/22

ちょこりり@みつしり

77
いわゆるミステリ。あるいは叙述トリック短編集。いきなり読者への挑戦状が挟まれる。叙述トリックが使われている事を読者へ明示しての幕開け。流石に騙されないでしょ。叙述トリックが使われていると分かっていて騙されるミステリ読みおる?流石に騙されないでしょ。フェアもフェアのうち。ここまでお膳立てされて、素直に「はい、騙されました」となってはこちらの沽券に関わってくる。流石に騙されないでしょ。今まで散々国内ミステリの傑作に騙されてきたんだ。こちらにも自負という物がある。流石に、、もう、、騙されないでしょ、、、。2021/05/11

future4227

71
どうやら本の帯に仕掛けがあるらしいのだが、電子書籍で買ってしまったからわからないじゃないか。気付けばほとんど人が死なず、しょーもない珍事件ばかりなのだが、めちゃめちゃ謎めいていて簡単には解けないミステリーをもの凄く頭のいいオタク探偵がいとも簡単に解決してしまう。そして、この本の目玉は叙述トリックであることを最初に宣言してること。そうとわかっていても騙される、見破れない。あとがきでさえも気を許してはいけない。コミカルな会話でミステリー感があまりないけど、推理力より読解力が要求される面白ミステリーだった。2021/09/10

けいぴ

59
今まで叙述トリックものを読んで、100%引っ掛かっているわけですが(笑)、今回も「絶対に見破ってやる」からの「やられた~」でした。ほのぼの まったり系の短編集で、何度か寝落ちしてしました。「背中合わせの恋人」はよかった!2021/12/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17716227

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。