こころライブラリー<br> 発達障害児のためのモンテッソーリ教育

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

こころライブラリー
発達障害児のためのモンテッソーリ教育

  • 著者名:佐々木信一郎【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2021/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065229040

ファイル: /

内容説明

発達障害のある子どもを、子どもの側、子どもの視点で理解し、持っている個性や力を最大限発揮できるようにするために、モンテッソーリ教育で、どのような支援ができるかを紹介します。

モンテッソーリ教育は、子どもが本来持っている主体的な学びを大切にしています。どんな子どもも、自立したい、さまざまなことができるようになりたいという願いを持っています。そうしたことに挑戦するほど、意欲が高められます。

子どもは、自分を成長、発達させるために、環境が整っていれば、楽しく学びます。そして、学びの楽しさを知れば、自分に厳しく、最大限の努力を惜しみません。

しかし、子どものまわりの物的環境、人的環境の粗悪さにより、自分を育てようとする方向性を失い、逸脱したほうへ行ってしまいがちな傾向があることも事実です。

それを本来の道へ戻すための鍵がモンテッソーリ教育にあります。

さらに、発達障害児は、楽しい学びを阻害するものをたくさん持っています。たとえば、はさみで切りたいものがあるのに、手先が不器用なために、それがうまくできず、ストレスを抱えていることなどがたくさんあるのです。はさみが使えるように環境などを工夫することによって、その子が切ることに満足できるようにしてあげられます。そうすることで、学びの楽しさを味わうことができるのです。

そのためには、モンテッソーリ教育と現代科学のコラボレーションが必要です。それを、本書においてご紹介したいと思います。

モンテッソーリ教育では、子どもが抱える困難さを解決し、さらに、その子の自己実現を支援することを大切にしています。

本書では、発達障害児のためのモンテッソーリ教育の、秘密のベールを少しずつはがしていきます。

【目次】
第1章 発達障害児はみんな違う
第2章 錯覚の世界から真実の世界へ
第3章 モンテッソーリ・マフィア現象と発達障害
第4章 認知・非認知能力を育てる
第5章 発達障害児のためのモンテッソーリ教育
第6章 家庭環境を整える
第7章 こだわりへの対処
第8章 発達障害児の遊びを促す簡単レシピ
第9章 興味・関心への支援
第10章 日常生活の練習
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せ~や

51
自分の子育てに向けて、以前から気になってたモンテッソーリ教育が一体何なのか知りたくて、入門書のような気持ちで手に取りました。初めの方に出てくる、『「なんで出来ないの!?」という言葉は、子どもは皆同じという錯覚の表れ』という言葉に痛いとこを刺された感じ。「なんで出来ないの?」よりも、「どうしたら、その子なりにできるだろ?」の視点で環境や反応、変化を見て試して、子どもなりに出来たら、褒める。成長に伴い、つい「やめて」「ダメ」が増えてしまう事を反省。余裕があれば出来るけど、家でするには限界があるな…。☆4.52023/10/10

mym

4
こどもの興味、関心に気付いてあげる。興味・関心→主体的な自己選択→繰り返し・集中→満足感・達成感→さまざまな能力が身につく。本人がやりたいって言ったことは何でもやらせてあげよう。できるように整えてあげよう(小さいサイズを用意するとか)。きのうきょうあしたカレンダーは早速やってみていい感じ。2021/06/13

chi0926

3
このようにより添えれば理想だけど、公立小学校では難しい。あくまでも、未就学児や家庭レベルの対応だと感じた。インクルーシブ教育の本質がここにあると言うのならば、文科省が謳うそれは、所詮きれいごと、枠組みの中での話。2024/06/27

シンシン

1
子供は、一人ひとり違う。 そこを丁寧に伝えてくれている本。 正解を探す、ノウハウを見つけるのではなく、他の子のやり方を手がかりに、試行錯誤する手助けの参考になるように書かれている。 脳の、というか認知?当たり前に生きていく時に人に起こっている作用がどれほど複雑かということを改めて考えさせられました。 そして、子育て。難しいなぁ。2024/02/27

ためけん

1
子供は一人ひとり、違う。わかってはいるものの、年齢や性別でこうあるべき、と見てしまっている事に気付かされた。この子とその子は違っていて当たり前。集団の中で違う行動をとってしまう時に悪い意味で「個」を意識し、それを「集団」に入込みたくなる。だけど、その子に何があっているのかを観察し、考えていく事がとても大切(集団生活で、時間に追われている身としてはなかなか大変なことではあるが)。環境を整える事、関わり方を考えて行動することを考えさせられた。2021/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17731530
  • ご注意事項

最近チェックした商品