文春文庫<br> 孫と私のケッタイな年賀状

個数:1
紙書籍版価格
¥935
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
孫と私のケッタイな年賀状

  • 著者名:佐藤愛子【著】
  • 価格 ¥896(本体¥815)
  • 文藝春秋(2019/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167912109

ファイル: /

内容説明

親しい知人だけに送った“伝説の年賀状”全記録。

真面目くさった挨拶を年賀状に書くのは億劫だ。文言代わりに私らしい写真を送れば楽でいい――そう思った結果、書くよりも何倍もメンドくさいことに! 孫・桃子相手の扮装写真は、その成長と共にトトロ、幼稚園児、コギャル、泥棒、生首となぜか過激になるばかり。やがて反抗期を迎えた孫の運命は……。

解説・阿川佐和子氏「佐藤家の孫に生まれたかった!」

汗と涙の20年を振り返る、母娘三代の座談会付き。
娘・響子 「桃子、この二十年間の記録を今、客観的に振り返ってみてどうなの?」
孫・桃子 「これを客観的には見られないよ」
娘・響子 「あんたトラウマになってるの? ひょっとして(笑)」
孫・桃子 「これに関する記憶があんまりない(笑)」
祖母・愛子「だから、いま見てどう思うのよ!」
(本文「年賀状 鼎談講評」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

honyomuhito

71
佐藤愛子さんのご友人においては彼女の年賀状はだいぶどぎつい季節の便りだったろう。それは当時御年70歳台であった佐藤愛子さんが孫と特に正月感のない(年によっては明確に正月にそぐわない)コスプレをした姿が印刷されている。正月早々なかなかのご高齢の女性がさらし首に扮した写真の年賀状が届くってどんな種類のテロ?これはこの面白家族が年に一度本気の大人遊びをする(もしくは強制的に巻き込まれる)素晴らしき季節の風物詩の記録なのである。https://chirakattahondana.com/孫と私のケッタイな年賀状/2019/10/31

GAKU

28
佐藤愛子さんのメイド喫茶のコスプレ、結構ツボでした。2025/05/01

まぁみ

15
愛子先生のタフさやバイタリティには感服。こんなにも楽しい孫とのひととき、目標にしたいかも(笑)。お孫さんの存在が年賀状に注ぐ力の源なのは分かるが、ぶっ飛んでるところが愛子流なんだね。何事にも全力投球って大事だなあ。写真とエッセイを楽しめる一石二鳥のお宝本です♪2023/11/20

アリ子

10
愛子さん、響子さん、桃子さんの見事なチームプレイ。楽しませてもらえました。2019/08/03

topo

9
写真付きの年賀状に賛否両論ある昨今。こんな愉快な年賀状なら誰が受け取っても楽しいかも。晒し首とかドラキュラとか。88歳でお葬式をテーマにコスプレして年賀状にしちゃうなんてさすが愛子大先生。響子さんや桃子ちゃんのコメントがまた面白く笑いが止まらない。2019/04/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13300960
  • ご注意事項

最近チェックした商品