内容説明
中国出身の日本人評論家だからこそわかる『三国志』の奥深い人間模様と処世術。いつ死んでもおかしくない武将・家臣・文人らの知略を尽くした生き残り策は、どのようなものだったのか。本書は、『三国志』に登場する人々の事績と人物をクローズアップする。事例を取り上げる際の大きな視点の一つは「大物や凡人は、乱世をどう生き延びたのか」。『三国志』の時代は、約100年間で人口が5分の1に激減するほどの殺し合いが横行した乱世である。高官であろうと庶民であろうと、男であろうと女であろうと、誰もが殺戮や一族滅亡と背中合わせの日常を送っていた。乱世を生き延びることは、すべての人々にとってまさに至難の業だった。だからこそ当時の人々は皆、身分や立場を問わず必死に生きようとした。そして渾身の力で生き延びるための知恵を絞り出し、己の才能を満開させたのだ。「英雄史観」から「庶民史観」へ、歴史の見方が変わる目からウロコの一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
誰かのプリン
12
石平氏が歴史を扱っていたとは知らず思わず読みました。三国志に登場する人物がどのようにして成功したのか、どのような選択をして失敗し一族みな殺しにされたのか分かり易く説明している。⭐5💯2021/09/01
はる
2
劉禅の意外な見方がいい。あまり知らない人物が書いてありいい。2021/08/13
かつ
2
三国志のマイナーな登場人物を取り上げ、いろいろな人生訓を示している。それなりに面白い。孔明以降の三国志はあまり有名でないが、いろいろな登場人物がいる。2021/05/26
Worldさん
1
劉禅褒められてる内容を読むのは初めてかも。逆になんで貶される内容が多いんだろう。英傑の人生を現代にも当てはめる構成は他の三国志本と同じだがマイナーな極端な生き方をした人物をあげているため新鮮だ2025/10/14
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