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内容説明
がんは誰もがなりうる病気です。家族や友人に見つかり、次は自分が……と恐ろしくなったこともあるかもしれません。でも、がんになった後どうするかを「自分ごと」として考えたことはありますか。人生100年時代、がんについて考えることは、生き方を考えることでもあります。がんになったらどうするか? がんを寄せつけないためにできることはないか? 81歳、後期高齢者の元気な医師、藤田紘一郎先生と一緒に考えてみましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
39
☆☆☆☆ これは良書だった。がんは細胞の老化であり誰もがなる病気。75歳を過ぎたら、がんを治すことよりも、がんと共生することも考えてはという呼びかけは納得性がある。老化を防ぐためにも免疫力を高めることが大事。ブロッコリーにオメガ3脂肪酸が豊富な亜麻仁油やエゴマ油をかける、食事の前に味噌キャベツ、週に2回の肉(タンパク質)摂取、酢を取り込む習慣、適度な運動、フライドポテト・ポテトチップ・インスタント麺は極力食べない、空腹の時間を取る心がけなど、生活習慣の改善を意識したい。2021/12/01
haruka★
17
医師である著者は、がんになっても治療は受けないという。高齢のため進行はきっとゆっくりだから、体を痛めつける治療を受けるより、うまく付きあった方が楽しく寿命をまっとうできるからとのこと。65歳までの人で末期でもないのなら、標準治療を選択肢に入れるべきとも書かれており、いたって普通かつ良心的な内容だった。インパクトのために「医師の告白--私は標準治療を受けない」なんてタイトルにしなかったことに感心してしまう。食事、運動、睡眠、ストレスにも言及。ただ、添加物はよくないと言われても、頼らなきゃ料理って面倒すぎて…2024/03/12
千草
9
現役のお医者さんがガン治療について書いた本。長生きすれば誰でもが、癌になってもおかしくない。手術で切除し身体にダメージを与える事も、抗がん剤で抵抗力を弱めることも避けるなら、治療しない方が良い。なるほどーと思う。75歳からは、私も検診やめようかと思った。常に「只今臨終」の思いで生きていこう!2021/11/30
Go Extreme
5
がんになったら:仕事は続け、旅行もする 標準治療は受けない 老化現象 亡国の薬 生き方と生活の質 免疫力 NK細胞 がんの三大治療を受けない理由:治す<おとなしくさせる ステージ1でも治療を受けない どう生きるか 一喜一憂しない センテナリアン・慢性炎症少ない がんを知る→つきあい方が決まる:バツイチ男 遺伝が原因となる確率は5% 低糖質・高酸素・高体温 がんを抑える・つくる食事:免疫力の7割が腸 腸もれ 食前キャベツ がんを遠ざける生活習慣のコツ:×食事でストレスを発散 12時間・何も食べない時間2021/05/16
神谷孝信
3
がんを恐れている私としては参考にしたいと読み始め、色々と参考にしていきたい内容だった。42021/06/06