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内容説明
【最期の願いから始まった物語、これを以って終局です――。】
始まってしまった革命家集団「戦慄」による完全犯罪。狂気じみた様子で犯行を行う静に対し、死神界は静を魂ごと処分しようとするが…。そしてついに明かされる相田家一家殺害事件の謎。全ての真実を知った静の涙の理由（わけ）は。最期の願いに翻弄された兄妹の向かう先は――。犯した罪を否定するリベンジ・ホラー、終局の第５巻！
(C)2021 Mikoto Yamaguchi／Kabuto Kodai
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
斎木
5
無事完結できてよかった。兄妹にとっても良かったのかは難しいなというところですが……。ヨシノに続いてウメも出てきて嬉しい。今さらだけど死神って木の名前なんだろうか。サーヤは分かんないけど。東が最後死神ていうか鬼になってたけど西埜の記憶が消されたから東が昏睡状態になってた記憶もなくなったってことなのかな。相田家の事件が解決して東の最期の願いも片が付いたから死ねることになったんだろうか。二つ目の最期の願いで締めに入っちゃったから三つ目で東をちゃんと死なせることにしたのかな。2023/07/08
トナク
2
前作では読めなかった解決編がようやく読めて本当に良かったです。2023/02/11
なけなしの不安要素
0
相田静の決め台詞「そのセリフを持って第○章の脚本終局だ」が印象に残った。それを吐くことでいかにも主人公の手の平で登場人物が踊らされていたように見えた。実は母親が主人公を追い込んだ犯人だったというありふれた落ちなのに真新しく感じれたのは”死神のお願い”という死神が死期が近いヒトに一つだけお願いを叶えられる設定があったからだ。一つの願いでもう一つの願いを打ち消した謎が謎を呼ぶ展開が面白かった。2021/08/17
