SXの時代 ~究極の生き残り戦略としてのサステナビリティ経営

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SXの時代 ~究極の生き残り戦略としてのサステナビリティ経営

  • 著者名:坂野俊哉【著】/磯貝友紀【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2021/04発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784296000203

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内容説明

「サステナビリティ経営」を戦略の核にしない企業は、今後生き残れない!
 いま世界で、本格的にサステナビリティを軸にした経営改革(サステナビリティ・トランスフォーメーション=SX)に取り組む企業が増えています。
 SX先進企業は、CO2(二酸化炭素)排出ゼロ(ゼロエミッション宣言)を目標に打ち出し、企業内だけでなく、取引先を含めたサプライチェーン全体で、ビジネスの根幹から環境や社会に配慮するために、事業ポートフォリオ・ビジネスモデルの根本的見直しや、事業自体の再創造に取り組んでいます。
 こうしたグローバルな巨大企業の方針変更は、当然、サプライチェーンに属する数多くの取引先にも影響が及び、対応できない企業は脱落していきます。つまり、自社が望もうが望むまいがサステナビリティ経営に向き合う必要があるのです。
 サステナビリティ経営のムーブメントは、日本にも押し寄せています。ところが、日本企業の危機意識は残念ながら希薄で、「利益につながる事業の本丸」とまでは本気で考えていないところが大半です。
本書『SXの時代』は、読者の方々を、こうした「ムダなサステナビリティ・SDGs合戦」から解放すべく、著者であるPwC Japanグループの敏腕コンサルタントが、読者のみなさんを「本当のサステナビリティ経営」へといざないます。サステナビリティ経営の基本から、利益を出すための要諦、KPIを設定したマネジメント方法まで、数多くの事例とともにわかりやすく解説しました。

目次

『SXの時代』の主な内容

序章 あなたの会社のサステナビリティ経営は本物か?
第0章 「本物のサステナビリティ経営」とは何か?
第1章 なぜSXが求められているのか?
第2章 統合思考でビジネスへの影響を考える
第3章 七つの長期的構造変化
第4章 未来志向型SXの三つのタイプ
第5章 トレードオンを阻む五つの壁
第6章 「五つの壁」を乗り越え、トレードオンを生み出す
第7章 自分の北極星を見つける
第8章 SXを実現する仕組みづくり
第9章 成長を続けるリスク・レジリエントな企業の条件
第10章 先進企業トップが語るSXの真髄
青井 浩氏(丸井グループ)/亀澤 宏規氏(三菱UFJフィナンシャル・グループ)/新浪 剛史氏(サントリーホールディングス)/丸山 和則氏(DSM Japan)/柳 良平氏(エーザイ、早稲田大学)/山田 進太郎氏(メルカリ)/ヘレン・フォン・ライス氏(イケア・ジャパン)/カローラ・リヒター氏、石田 博基氏(BASF)
付録 プレ財務情報の「見える化」を実現する方法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみやん📖

12
仕事でサステナビリティ経営について学ぶため読了。PwCの人の本なので情報量が多く、網羅的にサステナビリティ経営の何たるかや、先進的な企業の取組を知ることができる。ESG投資やインパクト投資の観点でも有益かもしれない。CSRやCSVよりももっと進んだ、環境や社会への負荷を低減させながら持続的に成長するには、トレードオン思考が必要とのことだが、実際にやるに骨が折れることよ、というのが率直な感想。2023/09/02

リー・チャン

9
★★☆☆☆ 「持続可能な社会づくり」に向けて企業が何をすべきかを説いた本。SXと企業利益を両立させることが大きな課題だが、それを解決する術を、リスクも併せて解説している。 とはいえ、SXの導入ありきで話が進んでいて、資金や人員に余裕のある大企業の経営者向けの本かな…という印象。紹介される事例も大企業ばかりだったので、中小企業にはハードルが高いな〜難しいな〜と思わされてしまった。また、経営寄りの用語が出てくるとついていくことができず、自分にはまだ早かったかも…というのが正直な感想。2022/02/09

織川 希

8
★★★☆☆ サステナビリティの基礎学習本。本書はサステナビリティとは何か、なぜそれが今大切に扱われるべきなのか、企業が長期的に生き残るためにサステナビリティの観点で何をすれば良いかを教えてくれる。教科書と呼んでも良いくらい丁寧に基礎知識が網羅されていて大変勉強になる。世界の様々なサステナビリティ先進起業の取り組みを知ることもでき刺激にもなる。この本さえ読めば自社で何に取り組めば良いか分かる、とまでは言えないところが残念だが、本書を読み、考え方を身に付け、自社で何ができるかを自分の頭で考えることが有益だ。2022/09/27

tkokon

6
【イノベーション】少し先にサステナビリティについて少し話をしなければならないので手に取る。現状のSXの概要について理解するのによかった。まだまだテーマが広いので「何をやるのがサステナビリティなのか?」について、やや「何でもあり」感があったり、極端な業態転換をした会社の事例だったり、しばらく玉石混交が続きそうな分野。〇ただ、本質は「社会の変化を大きくとらえ」「自社の理念・存在意義に立ち戻り」「思い切って事業を描きなおす」ということ。これって、イノベーションのあり方と全く同じ。エーザイの先進性に驚く。2021/07/11

はち

4
@85 非常に分かりやすく、サステビリティ経営のWHY、HOWが構造化されている。事例はもっと詳細にあっても良いかな。2021/09/10

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