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内容説明
怪奇派ロックバンド、人間椅子の中心人物、和嶋慎治による初の自伝。
弘前が生んだ東北のトリックスターが、奇想天外な人生を明かす。「メンヘラ」でも「こじらせ」でもない、僕を作ったのは“屈折”だった――。
家族に溺愛された幼少期から、ギターを猛練習した中学時代、人間椅子結成、そしてようやく食えるようになった現在まで。和嶋慎治のすべてがここにある!! 特別対談=みうらじゅん/シソンヌじろうも掲載!!
【CONTENTS】
第1章 弘前編
幼少時代
本家とは
小学校時代
トランプ占い/ビートルズと漫画とユリ・ゲラー
中学校時代
ロックの洗礼/図書局とギター/ロック鑑賞会/ほろ苦い思い出
高校時代
作曲への目覚め/あだ名は屈折/バンド放浪記
精神の変容
御幸町との別れ/未知との遭遇
第2章 大学編
浪人時代
仙台での日々
大学時代
仏教青年会
デビュー前夜
人間椅子誕生/世田谷のガウディ/運命
第3章 暗黒編
バンドデビュー
イカ天出演/デビューへの不安/以下天交遊録/レコーディング開始/生みの苦しみ/ブームの終焉
試練の始まり
アルバイト生活/弘前へ
結婚時代
鎌ヶ谷にて/自作エフェクター/再び高円寺へ
生と死
新生人間椅子
曙光
肉体労働の日々/酔いどれ哲学との出会い/美しく生きたい/脱出/ふれあい/労働のボーナス
第4章 現在から未来へ
再生
心の掃除/蚕糸の森公園/仕事の充実/オズフェスへ/芸術は無限
特別対談(1) シソンヌじろう
特別対談(2) みうらじゅん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shizuka
56
ニースの友人宅で出会い、何気なく読んでみて目から鱗。苦労とは何か試練とは何かそして幸福とは何か、人間だからこそ常に考えざるを得ないことへの向き合い方のひとつの方法を知れたと思った。好きなことをするために、苦労してきたと胸をはって言える和嶋さんかっこいい。そしてやっと好きなことで食べられるようになって、昔、奥様と暮らした場所へ行き「ありがとう」と呟くシーンで滂沱。色々な場面で守られていると感じることができる和嶋さんだから、試練を乗り越えてこれたのだ。私はこの本に出会うためにフランスへ行ったのかもしれない。2017/11/08
山田太郎
39
たまにイカ天出演時のYouTube見たりするので、軽いファンといいますか、イカ天ブーム時にCD買ったりしたのですが。一番いい時期に出演したのかなと、福岡は途中からだったのでよくわかんない。結構読んでる人多いんだなと。現在のルックスに驚くというかのび太みたいな感じでなかったかなと。猟奇が街にやってくるを聞きたくなった。新しいやつも聞いてみようかと。音楽で食べていくのもたいへんですが、会社員も気分悪いこと多いしなと思わないではない。2019/02/18
くさてる
28
「世の中は必ず自分のしたことの結果しか帰ってこない」かの「人間椅子」の和嶋さんの自伝。こちらの予想を裏切らない読みごたえと、文才、自然に溢れてくるお人柄に夢中で読み終えました。浮き沈みの多いバンド生活は、どこか文学青年の葛藤にも通じるものがあって、紆余曲折のすえに、いつかたどりついたその場所がとても尊く、和嶋さんらしかった。本当に、どの一文を切り取っても、和嶋さんだと思った。巻末のみうらじゅん氏との対談も良かったです。2017/05/31
じょり
28
ニコ生のライブをタイムシフトで見ながら読了。予備校~大学時代がとても青春を謳歌している感じでうらやましかった。そしてホント最近まで風呂無しアパートに住んでたなんてすごいな。やってる音楽の影響か元々の素質なのか、不思議な出来事に遭遇することが多くてびっくり。一気にCD集めたのでじっくり聴いてないのも多い。なのでこれから本書を思い出しながらじっくりと聞いてみようかな。2017/03/03
ばんだねいっぺい
24
大友さんから「苦労してないね」と言われて因果鉄道の旅が始まり、みうらさんに「あの頃から君が好きだったんだ。」で終わる感じがした。頑固マンが頑固さの注ぐ先を変えた途端に流れが良くなってきたは、なんか、特に腑に落ちた。 2019/05/05
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