小学館文庫<br> 殺した夫が帰ってきました

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小学館文庫
殺した夫が帰ってきました

  • 著者名:桜井美奈【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 小学館(2021/04発売)
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  • ISBN:9784094070088

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内容説明

やっと手にした理想の生活だったのに……。

都内のアパレルメーカーに勤務する鈴倉茉菜。茉菜は取引先に勤める穂高にしつこく言い寄られ悩んでいた。ある日、茉菜が帰宅しようとすると家の前で穂高に待ち伏せをされていた。茉菜の静止する声も聞かず、家の中に入ってこようとする穂高。

その時、二人の前にある男が現れる。男は茉菜の夫を名乗り、穂高を追い返す。男は茉菜の夫・和希に間違いなかった。しかし、茉菜が安堵することはなかった。なぜなら、和希はかつて茉菜が崖から突き落とし、殺したはずだったからだ。

戸惑う茉菜をよそに、和希は茉菜の家に上がり込む。改めて話を聞いてみると、和希は過去の記憶を一部なくしており、茉菜と一緒に暮らしたいという。茉菜は渋々それを受け入れる。

かつての和希はとても暴力的な人間だったが、いざ暮らしはじめると、暴力的な影は一切見られず、平穏な日々が過ぎていった。

しかしそんな矢先、茉菜のもとに一通の手紙が届く。手紙には一言だけ「鈴倉茉菜の過去を知っている」と書かれていて……

記憶をなくし帰ってきた、殺したはずの暴力夫。謎めいた正体と過去の愛と罪を追う、著者新境地のサスペンスミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

426
そういうことかと、してやられた感がある。殺した旦那、幽霊でSF的な話かとか、ない知恵を絞って、いろいろな可能性を考えたよ。桜井美奈、お見事!という感じ。それにしても穂高…、五十嵐貴久の『リカ』の男版かよ!とツッコミそうになるぐらい怖いわ!登場人物、複雑な家庭環境ばかりの人が多かったけど、みんな、優しさと普通の家庭とか、幸せを求めているのは、自分も家庭環境が複雑なので、気持ちは理解できる。桜井美奈作品は温かい物語を書く人だけど、今まで読んだ桜井美奈作品とは違う温かさがあり良かったです。2021/05/07

ナルピーチ

393
騙された!そんな一冊。冒頭のプロローグから衝撃の展開で幕を開け、そして表題である『殺した夫が帰ってきました』その通りに茉奈の前に姿を現した夫。なぜ殺したはずの夫が生きているのか…。亡霊?それとも他人の空似?読み進めながらこの先どんな仕掛けが待っているのか 思考が止まないまま読み進める。後半からの真相パートに突入してからはそう来たか!っとしっかり驚かせて頂き、最後はしんみりとした結末に思わず感傷的な気分になってしまった。茉奈の今後の人生に愛と希望が待ち受けている事を切に願う。2021/08/24

あきら

334
スピーディーな展開で楽しめました。 ラストに待ち受ける切なさは、この手のストーリーにはあまりない感じだなと。2021/08/21

美紀ちゃん

306
タイトルが不思議で、読んでみた。 ん?どういうこと? と思う場面が何箇所もあり、 面白くて一気読み。 これは、これ以上感想を書くとネタバレになる。 読後すぐの感想は、 あれ?ハッピーエンドなのかな? と思った。2021/11/22

nobby

247
ま、まさか読了後こんなに切なさ染み渡るとは…「ただいまー茉菜」シチュエーションこそあれど、普通に帰ってきたのは5年前確かに崖から突き落とし殺したはずの夫!そこから始まるのはゾンビなホラー!?あるいは怨念溢れる復讐劇か!?そんな憶測とは裏腹に何とも飄々と落ち着いた展開に戸惑うばかり(笑)各章の最後に語られる過去エピソードが徐々に事態の把握に繋がるのと、悲しき境遇から哀愁醸し出されるのが実に効果的。いろいろ混乱しながらも真相へと秀逸に導かれるのに夢中でのめり込んだ。「本とコーヒーが好きな人」に悪い人はいない…2021/06/20

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